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SPYDの不動産部分を調べてみた。【組入比率1位】

どうも、高卒投資家ぽんた(@kousotsuponta)です。

今回は高配当投資家に大人気の米国ETFのSPYDについての記事です。

SPYDは高配当ETFの中では珍しくREIT(不動産)が組みれられています。それも組入比率一位(18.3%)です。

ちなみに不動産についてはFRBがこんなことを言ってます。

「このパンデミックが予期せぬ方向に進んだり、経済への影響がより深刻になったり、金融システムの緊張が再び高まったりした場合、資産価格は大幅に下落しやすい状態が続く」と指摘。特に商業用不動産は「パンデミック前の時点で、ファンダメンタルズに照らした価格が高かった」ためバリュエーションが低下しやすいとし、接待業や小売業への深刻な打撃にも言及した。

引用:Bloomberg FRB、資産価格「大幅に下落」と警告-パンデミック悪化なら

まあ、パンデミック悪化なら、と正し書きがあるので最近の流れを見れば、そこまで心配する必要は無いかもしれませんが、やはりSPYDホルダーとしては少し気になります。

REITは安定した家賃収入が期待でき、基本的には不況に強いとされています。つまりSPYDの投資先が新型コロナの影響を受けにくい不動産であれば、逆に今後の価格の反発が期待できるかもしれません。

そこでSPYDに組み入れられている不動産がどんな物なのか?調べてみようと思います。

SPYDの不動産銘柄はこれだ!

銘柄名 Ticker 保有比率
デジタル・リアルティー・トラスト DLR 2.06%
クラウン・キャッスル・インターナショナル CCI 2.03%
アイロン・マウンテン IRM 1.53%
リアルティ・インカム O 1.35%
ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ HST 1.35%
リージェンシー・センターズ REG 1.33%
ヘルスピーク・プロパティズ PEAK 1.32%
ウェアーハウザー WY 1.29%
ベンタス VTR 1.13%
キムコ・リアルティ KIM 1.12%
ウェルタワー WELL 1.08%
Vornadoリアルティ・トラスト VNO 1.07%
SLグリーン・リアルティ SLG 0.81%
サイモン・プロパティ・グループ SPG 0.78%

うん、全く知らん!!軽く調べて行きます。

デジタル・リアルティー・トラスト

以下はThe Motley Foolの記事より引用

(前略)デジタル・リアルティ・トラスト(NYSE:DLR)は、主にデータセンターの開発・運用に特化したREIT不動産投資信託)で、安定的な分配金を選好する長期投資家の投資対象です。(中略)310億ドル(2018年のデータ、約3兆3000億円)に及ぶ世界のデータセンター市場で20.5%のシェアを占め、アップル、グーグル、マイクロソフトなどの主要ハイテク企業などが顧客です。(中略)リーマンショック時の2008年でも同REITは増収増益を継続し、過去15年にわたって成長を続けてきました。(後略)

引用:The Motley Fool デジタル・リアルティ・トラスト:不況に強いデータセンターREIT

元記事が優秀なので、もう僕が書くことはありません、おそらく抜群に安全です。

株価はコロナ後一度爆発的に戻したあと下落している、謎。

クラウン・キャッスル・インターナショナル

クラウン・キャッスル・インターナショナル(Crown Castle International Corp.)は不動産投資信託。ワイヤレス通信用のタワーやその他インフラを所有するほか、運営、リースも手掛ける。米国とオーストラリアでワイヤレス通信のカバレッジ、インフラ施設を管理、提供。

通信系のREITです。コロナショックに対しても通信銘柄は非常に強かったため対コロナ効果が期待できます。

ちなみに現在株価はコロナ前の水準くらいまで回復しています。これも安心ですね。

アイアン・マウンテン

マサチューセッツ州ボストンに本社を置くアメリカの企業情報管理サービス会社です。その記録管理、情報破壊、およびデータのバックアップとリカバリのサービスは、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの220,000以上の顧客に提供されています

引用:wikipedia アイアンマウンテン

なんか長い歴史で色々やってて、よくわからないREIT。保管庫とかもやってるのかな?

保管・情報管理会社。記録管理、データ管理ソリューション、情報破棄の各サービスを提供する。とあるのでメイン事業はコロナには強そう?

コロナショックでREITが軒並み下落したのに巻き込まれたが、現在半値くらいは戻しているし心配するほどでは無さそう。

リアルティ・インカム

リアルティ・インカム(Realty Income Corporation)は不動産投資信託(REIT)である。同社は社内取得、ポートフォリオ管理、資産管理、信用調査、不動産リサーチ、法務、財務および会計、情報技術および資本市場キャパシティに従事する。  リアルティ・インカムは、商業用不動産に投資する米国の不動産投資信託会社。主に独立しているシングルテナントの物件を長期リ―スで取得。さらに、さまざまな業界において複数のテナントに賃貸する物件ネットのポ―トフォリオを取得する。米国の49州とプエルトリコに位置する物件を所有。ポ―トフォリオ全体の99.5%は、シングルテナントの物件である。

太字の部分だけ読めばおけ、問題の商業用不動産です。

株価は新型コロナ以降地べたを這っています。当たり前か。

ここは減配しそう。

ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ

ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツは不動産投資信託会社。ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツを通して、高級ホテルの所有・管理を行う。米国をはじめ、ブラジル、チリ、カナダ、メキシコ、オーストラリアなどで「マリオット」、「リッツ・カールトン」、「ウェスティン」、「シェラトン」などのホテル134軒(客室数6万室)を展開する。

名前だけで分かりますが宿泊施設REITです。ダメですね。

株価は割安、配当利回りは7%超えというリーチ状態、減配しそう。

ちなみにコロナ以降の株価は地の底を這ってます。

長くなりすぎるんで後はダイジェストで

大変だったので一覧を作成しました。

銘柄名 Ticker 保有比率(%) 不動産ジャンル 安全さ コロナ後株価
デジタル・リアルティー・トラスト DLR 2.06 データセクター 回復
クラウン・キャッスル・インターナショナル CCI 2.03 通信施設 回復
アイロン・マウンテン IRM 1.53 セキュリティ 回復
リアルティ・インカム O 1.36 商業テナント × 停滞
ホスト・ホテルズ・アンド・リゾーツ HST 1.35 ホテル × 停滞
リージェンシー・センターズ REG 1.33 外食施設 × 停滞
ヘルスピーク・プロパティズ PEAK 1.32 介護、医療施設 停滞
ウェアーハウザー WY 1.29 林業、木材 停滞
ベンタス VTR 1.13 介護、医療施設 停滞
キムコ・リアルティ KIM 1.12 ショッピングセンター × 停滞
ウェルタワー WELL 1.08 介護、医療施設 停滞
Vornadoリアルティ・トラスト VNO 1.07 オフィス賃貸 × 停滞
SLグリーン・リアルティ SLG 0.81 オフィス、小売り × 停滞
サイモン・プロパティ・グループ SPG 0.78 モール、アウトレット × 停滞

疲れたな…初めからこうすればよかったんや…。

安全さの項目は僕が勝手に入れただけなんで参考程度に、まあ実際株価に反映されているんで、あながち間違ってないと思います。

ここから分かるのはSPYDの不動産ポートフォリオの内69%はコロナウイルスの影響を今後も大きく受ける可能性があるということでしょうか。

まとめ

SPYDのREIT(不動産投資信託)についての調査結果をまとめます。

  • SPYDの保有比率一位はREIT(不動産)
  • 安全そうなREITは全体の31%だけ(ハイテク、通信)
  • 残りの69%はコロナ影響を大きく受けていると思われる。
  • 69%の内訳は商業系が43%、ヘルスケアが19%、林業が7%

といった所

なんというか正直微妙な結果でしたね。

もし、FRBの言った通りになると保有率一位の不動産がより足を引っ張ると思います。もしくは不動産の69%が軒並み減配し、速攻で損切してSPYDの不動産比率が一気に下がるかもしれません。そうなると別に優秀なREITを検討しないといけないんで面倒です。

なんというか、さすが逆張り高配当ETF。

ちなみにヘルスケアREITは本来高リスクではないが高齢者施設がコロナ影響を危惧されており、SPYDのヘルスケアREITはいずれも介護施設を含むため株価が停滞していると思われる。

今後SPYDの保有はどうするべき?

僕は、いつもと変わらず保有分は放置します。損切とかは特に考えてないですし価格も安いんで買いたい人は少しだけ買えばいいと思います。

理由は単純に現状そこそこ安いのと、前回の高速銘柄入れ換えが頼もしかったからですね。

ただ、このまま高配当銘柄が切られ続けると、いつか高配当1位の座が怪しくなったりして…なんて思ってしまう。

なんせ不動産、金融、エネルギーで構成比40%を占めてるんで…しっぽ切りまくってるうちにHDVと配当利回り並んじゃったりして。そうなったらSPYDのメリットゼロです。

まあ、さすがにそこまでの事態は無いとは思うが。

ちなみに

  • 不動産はFRBが懸念(主に商業)
  • 金融株はバフェットが売り出した。
  • エネルギー株は減配が出始め、バフェットも売り出した。

って感じの情勢です。

なので今がSPYDを買うチャンスって主張もあるけど個人的には今強気の買い増しをする気にはなれない。

強いて言うなら今のSPYDは個別では怖くて絶対買えないものを、ETFでリスクを下げながらまとめ買いできる状態とも言えます。

コロナが終息すれば、今勇気を持って買い付けた分の反動は思いのほか大きいかもしれません、他のETFは高くなってきてしまいましたし、どうせSPYDの価格が高い場合だって理由付けて買わないんだから今買った方が得かもしれませんね。

結果の保証はできませんが。

 

こんなところで記事を終わります。

正直SPYD好きなんで擁護ネタを出したいのですが、今一見つからない。悪いことばかり言うのもつまらないんで今後は強い面も記事にしていきたいと思います。

それでは次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙