どうも、高卒です。
金と一部の株が大きく下がって、すっかり意気消沈中です。最近は結構強気のポジションでいたので完全にハトマメです。
一部の保有株が大幅下落して緊急損切したので一日で3万円も溶けました…。まあ、そのまま週末(18日)まで放っておいたら10万円溶かすところだったので良しとします。
しかも低金利で金とハイテクが強いと先週の記事で強気宣言した直後にこれです…
さて、株と金の下落の原因は米FOMCで市場の予想に反してテーパリングの実行に対して明確に言及されたことによるものだそうです。
詳細は以下のリンクでもお読みくださいな。
FOMC結果発表、2023年に2回利上げ示唆。NYダウ続落
今のバブル市場は多量の現金をバラまくことで作られたバブルです。つまり量的緩和によって作られた市場です。
それを、あとたったの1年ちょっとで止めます!と宣言したような物です。
市場の反応は素早いモノで貴金属、景気敏感株などが叩き売られました。高配当株なども下げています。
特に18日のNYダウは結構ヤバいです。この下げ方はコロナショック以降では大統領選以前の11月以来です。
NYダウのチャートはどうやばいのか?
以下は18日のNYダウのチャートです。
チャート引用:楽天証券_指数・金利・為替(株式指数)_NYダウ
説明しますと
- 5日移動平均線が25日と60日(画像は75日)を一気に下抜けしました。
- 25日移動平均線は頭をもたげており5日移動平均線に追従しそうです。
- 大陰線が5日移動平均に先行して大きく下落、75日まで一気に抜けてしまった。
- 出来高急増で大きく売られていることが分かる。
以上よりNYダウの現状は下落トレンド入りしそうかも、といったところです。
下落トレンド入りと完全に言えない理由は、まだ75日移動平均は上向きで他の移動平均線に追従していないからです。
とはいえ、かなりリスクが高まってきた状況とも言えます。
大きく儲けた景気敏感株などは利確を、10%近く大きく損してしまった株は一部損切を視野に入れてもいいかもしれません。
今後75日移動平均線も頭をもたげるようなら、いよいよ準備が必要かもしれません。
自分は空売りを入れるかも。
とはいえ、まだ判断は時期尚早とも言えます。
S&P500やNASDAQの下落は、まだ軽微
なぜ時期尚早かと言いますと
S&P500やNASDAQはほとんど反応していないからです。
特にNASDAQは先週の記事で管理人が低金利の煽りを受けて復活すると予想しましたが、これに関しては現状は的中であり上昇トレンドを維持しています。
一応先週の記事では
- 金は一気に高値圏に行き過ぎなので様子見が無難
- グロース(ハイテク、NASDAQ)は出遅れたので、これから騰がる
と予想しています。
すみません、ちょっと話が逸れました。
話を戻しまして、
S&P500も少し下げてますが、こちらもまだ慌てるようなチャートではありません。
これらも全てNYダウを追従するようなら本格的にヤバいです。
もし下落していくとしたら順番としてはこうなるでしょうか?
- NYダウの75日移動平均線が下向く
- S&P500もNYダウの下落トレンドへ追従する
- NASDAQは上昇トレンド終了し下落トレンドへ → 全体暴落開始
しかし、まあそこまでのことにはならないでしょう。
なぜ、暴落には至らないと思うかと言いますと、個人的にはテーパリング言及は投資家も薄々予想していたことだと思うので暴落に繋がるようなことにはならないと思っています。損失を出すことを許されないプロ投資家による過剰反応だと思います。
予想できる事態で暴落は起きません。
なぜなら過去の暴落は、必ずだれも予想できない事態が起こって起きているからです。
個人的には暴落するかどうかは、以下のような要素で判断します。
- コロナのような不測の事態が起きてないか?(これは正直、難しい)
- 様々な指数が同時に下落トレンドに入ってないか?
- ハイイールド債の金利は急騰していないか?
などを総合的に判断します。
今回はあくまで予想できた事態での下落かつ、上記のような事態は見当たらないので「まだ」暴落するようなことは無いと思っています。
とはいえ繰り返し言ってますが米国株は未だクソ高いです。いつ、何が起こってもおかしくないことも事実です。
とりあえず株も金も底値待ちの様子見でOK
今後の動きとしては、まずは様子見でいいと思います。
僕は今は買いも売りもしません。(損切はします)
株も金も反発待ちでいいと思います。すぐ反発してしまっても、それはそれでいいですし。
ちなみに管理人は今、絶賛大暴落中の金の下落が止まるのをワクワクしながら待っています。反発を確認したら、ごっそり買う予定です。金の大幅下落は買いのチャンスだとしか思ってないからです。
株は今後のトレンドを見ながら購入します。だらだら下落して全体的に下落トレンドに入るようなら現金確保に動きます。
しかし今後は2023年のテーパリングを視野に入れて株が長期の弱気期間に入ることも想定した準備をしたほうが良いのかもしれませんね。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
- FOMCによるテーパリング言及によりNYダウ大幅下落
- 2023年に緊縮、利上げを数回行うとのこと
- これにより株、貴金属の低迷を恐れた投資家から大規模な売りが入った
- NYダウは下落トレンド一歩手前に突入
- しかしS&P500やNASDAQには過剰反応は見られず
- そもそもテーパリング自体は投資家からも予測されていた
- 以上のことより暴落の前兆と判断するのは時期尚早
- NYダウの75日線やS&P500やNASDAQが下落に追従するようなら危険
- また、今後は株全体が長期に渡り先細りしていく可能性も十分ある
以上です。
何にせよ今のお金のばら撒き(マネーサプライ)は異常です。
これを実際に無理やり引き締めようとしたら市場はどんな反応をするでしょうか?正直、想像もできません。
本記事内で暴落は想像できないところから起こると言いました。
案外、想像できない事態と言うのはテーパリングという行為自体ではなくテーパリングを実際にされた市場の反応なのかもしれませんね。
実際にどんな反応が起こるか?全く想像できません。
そんなところです。
それでは、また次の記事で会いましょう。