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高配当投資法のメリット・デメリット【投資方法も】

どうも配当大好き系投資家ぽんたです。

いきなりですが管理人は常々、投資するならつみたてNISAか確定拠出年金と言っております。

理由はやはりインデックス投資+節税効果で圧倒的に長期で見た勝率が高いと考えるからです。

現在のような下落局面でも比較的安心して積立てできますしね。

ですが、私にはもう一つどうしても捨てがたい投資方法があります。

それは「高配当投資です。

高配当投資は誰でも不労所得を作れる手段であり、アーリーリタイアに憧れる若者や年金を増やしたい高齢者を中心に人気のある投資方法です。

ですが、その中身は実質初心者向けではなく、恐らくつみたてNISAや確定拠出年金よりも高いリスクを背負うことになります。

とはいえ、ETF(上場投資信託)を利用することで誰でも比較的安全に高配当株に投資することも可能です。

本記事ではその高配当投資のメリット、デメリットと投資方法について説明します。

  • 高配当投資とは?
  • メリット
  • デメリット
  • 投資方法
  • まとめ

の順で解説いたします。

高配当投資とは?

高配当投資とはインカムゲインの向上を目指す投資方法です。

インカムゲインとは?

インカムゲインとは、株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです。
例えば、株式では配当金、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで、継続的な収入を期待することができます。
インカムゲインに対し、保有する資産を売却することで得られる収益のことをキャピタルゲインといいます。

引用:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集

上記の通りです。

高配当投資はこの配当金、分配金や利子のなるべく高い金融商品を選定して購入し、継続収入を増やすことがメインの投資目的となります。

それ以外にも投資先の株価などが成長することにより、キャピタルゲイン(値上がり益)を得られることもあります。

メリット

高配当投資のメリットは

  • 不労所得が定期的に入ってくる。
  • 取り崩しのタイミングを計る必要がない
  • 明確に儲けを実感できる

だと思います。簡単に解説します。

不労所得が定期的に入ってくる

詳細は先のインカムゲインの項目の通りですので省略します。

要は自身は何も働くことなく企業や不動産、国が定期的に自分の口座にお金を振り込んでくれる状態です。

今のご時世頑張っても給料は増えず、税金ばかりが増え、貯金の金利はゼロに等しい中で、数少ない徐々に収入が増えていく手段であることに間違いはなく、中々に夢がある投資だと管理人は思います。

取り崩しのタイミングを計る必要がない

キャピタルゲイン狙いの投資法の場合、いつかはタイミングを計って銘柄を売らなくてなりません、このタイミングが非常に難しいことがよく話題になります。(インデックス投資の最大の難関でもあります。)

資産をこまめに売れば複利効果が下がり儲けを最大化できませんし、そもそもこまめな取り崩しは実効性に疑問があります。

事実、大半の投資家は黙っても上がり続ける相場を前に取り崩す考えなどはなく、気がついたらコロナショックで暴落してしまいました。

若いならともかく、高齢投資家は取り崩しの機会を失った可能性すらあります。

また、ずっと売らなければ資産は最大化されますが、最期は最大化された資産が遺族に相続されるだけです。築き上げた資産をほとんど使わずに死んだら、なんのために節約して投資してたのか分からないですね。

一方高配当投資の場合、買った金融資産は基本、取り崩しを考えずに脳死ホールドしていればいいです。

なぜなら投資目的はあくまでインカムゲインであり、買い集めた配当や利子をもたらす資産達を取り崩す理由はほぼありません。

最大化された配当を受けとっていれば取り崩ししなくても人生楽できるから、大げさに言えば死ぬまで放置でもOKなんです。

明確に儲けを実感できる

キャピタルゲイン(値上がり益)狙いの投資の場合、上手くいけば投資先はどんどん成長して資産価値は増えていきます。

しかし増えるのは数字だけであり、現金は振り込まれません、資産を売るまでは生活が楽になったりすることはありません、しかし前述の通り資産価値が上がり続ける場面で売ることは殆どの人にとって難しいです。

高配当投資の場合は最初こそ中々増えない配当にイライラしますが、続ける内に振り込まれる現金が徐々に多くなっていき、明確に儲けを実感できるようになります。

仮に一年かけて高配当株に100万円分投資した場合、その年は雀の涙程度の配当しか貰えませんが、次の年は配当利回り3%分の3万円が確定で貰えるところからスタートします。

同じ金額(100万円)を翌年も投資すれば、その次の年は200万円の3%、つまり6万円の配当が確定した状態でスタートします。

こうして月日が経つほど、配当が増えていくことを実感できます。

ちなみに高配当投資は配当を全て再投資しても投資信託に比べ税金分不利なので、素直に生活費に回してもいいです。いずれ配当で現金が浮いてきたらその分投資額を増やせばOKです。(とはいえ、複利は得られるので再投資したって構いません)

デメリット

高配当投資法はデメリットもそれなりに存在します。それもそこそこ致命的なやつです。

不労所得を得てさっさと会社とおさらば、なんて甘い投資法ではありません。

デメリットを羅列するとこの位はあります。

  • 配当金が出るたび税金を引かれる
  • 配当利回りは値上がり益利回りに劣る
  • 高配当の企業は成長しにくい(値上がりにくい)
  • 罠銘柄が複数存在する。
  • 減配or無配転落リスクあり

解説します。

配当金が出るたび税金を引かれる

通常、配当金は支払われるたびに課税されます。

それに比べ、投資信託は配当金が自動で再投資され税金がかからない仕組みになっており、その分複利効果が増すと言われております。

つまり、配当金は受け取るたび税金で減額されるため、配当金を再投資に回した場合、投資信託や配当金を出さずに株価成長で株主還元する会社(Amazonなどが好例)に投資した方が税金分有利という考えもあります。

配当利回りは値上がり益利回りに劣る

配当利回りは、さまざまな要素を考慮した場合3~4%程度が妥当なラインになってきます。一方米国株インデックスや全世界株インデックスの平均利回りは5~7%と言われており、劣っていることが分かります。

ただしこれは高配当株が一切値上がりせず配当のみを受け取った場合の話であり、実際は一切値上がりしないなんてことはまず無いので、現実的にはここまで差は開かないと思います。

高配当企業は成長しにくい

通常、高配当企業というのはある程度まで成長しており、新たな事業投資をあまり必要としない段階に移った企業が多いです。

こうなった企業は余った利益を株主に配当という形で還元することにより、株主に株をホールドしてもらおうとします。

そのため、新規投資に資金が周りにくく、ガンガン新規事業に投資している会社に比べると大きな利益増が期待しにくく、結果、値上がりもあまりしなかったり、しても非常にゆっくりだったりします。

私の勤める企業も株主にはそこそこの高配当を出していますが、投資にはめちゃめちゃ消極的で、何かにつけて予算をケチられます(笑)

罠銘柄が存在する。

これは個別高配当株を買う場合のデメリットですが、高配当株というのは大量の罠銘柄が存在しております。

例えば配当利回りが6%を超えるような異常に高配当な銘柄です。このような配当利回りの企業は業績悪化や不祥事によって投資家に株を売られまくり一時的に高配当モンスターと化したゾンビ企業の可能性もあります。

このような企業に投資するのは大きなリスクとなります。なぜリスクなのかは次項にて後述します。

減配or無配転落リスクあり

高配当投資のリスクとして投資した高配当銘柄が減配or無配転落する可能性が挙げられます。

さらに減配を発表した企業は確実に株価も大暴落します。これは減配発表直後、ほかならぬ高配当投資家たちが一斉に売りを入れるからです。

なぜなら発表直後なら値動きも小さく、最小ダメージでの損切で済むからです。

前項で無駄に高配当の企業を罠だのゾンビだのと言った理由はそこで、高確率で事業が低迷しており、配当に回す利益が確保できていない状態に陥っている可能性が高いです。

こういった銘柄はすでに投資家たちに見限られ、売られたあとの可能性が高く、一時の高配当に釣られて投資すると減配からの大暴落の憂き目に会うことになります。

投資方法

ここからは高配当投資のやり方を簡単に説明したいと思います。

なお管理人は不動産や債券には投資していないため株式投資での方法のみの紹介となります。

代表的な手段としては

  • 米国の高配当ETF(上場投資信託)を買う
  • 日本の高配当株を買う

あたりがお勧めです。順に説明します。

米国の高配当ETF(上場投資信託)を買う

米国には優秀な高配当ETFが複数存在します。これらは手数料も安価で配当も高く、ETFなので組入銘柄一社程度の業績不振や減配は気にならないため、安心して保有できます。

当然高配当個別株を選ぶのもありですが、こと米国株に限り配当狙いならETFで十分だと思います。

なぜなら米国のETFは日本のETFと比べて、手数料は安く、組入企業も優良な銘柄が選ばれているからです。

なので、米国株高配当投資においては下手に個別株で勝負するくらいなら、著名な運用会社が運用するETFを買った方が、よっぽど安全で高い配当利回りを得られると考えます。

具体的にお勧めの高配当ETFは

  • HDV(iシェアーズ・コア米国高配当ETF)
  • VYM(バンガード・ハイディビデンド・イールドETF)
  • SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)

あたりです。いずれも経費率(手数料)は0.08%以下で配当利回りは3%以上であり、コロナショックが来るまでは価格も順調に上げ続けていたため、配当も値上がりも両取りの状態でした。

しかし、現状はコロナショックでいずれも値を下げており、特にSPYDは顕著で最高値から50%も下げ、設定来最安値まで落ちました。

まだまだ下落は続く可能性があり投資家は手を出しづらい状況ですが、高配当銘柄は安い時に買うのが鉄則であり、今は将来の配当を増やすチャンスとも考えられるため、現金を残しながらこれらのETFを少しづつ買ってみるのも良いかもしれません。

購入方法は以前にも触れましたが、楽天証券やSBI証券などのネット口座を開設して、銘柄名を検索して買うだけです。

日本の個別高配当株を買う

日本株の場合はETFよりも個別株が良いと考えます。理由としては

  • 米国の高配当ETFに比べて手数料が高い
  • 日本の高配当ETFは組入銘柄が適当な物が多い
  • 日本個別株は低手数料の少額投資サービスが存在する
  • 株主優待も利用できる

だからです。更にまとめると

  • 日本の高配当ETFは米国の物より劣っており利用価値が低い
  • 個別株は日本独自のサービスを利用することで、米国株には無い強みを出せる

と私は考えています。

例えば、日本の高配当ETFの手数料(信託報酬料)は0.3%に近い物が殆どであり、米国ETFの経費率0.08%とはかなりの差があります。また、組入銘柄においても高配当ランキング上位何位までを選びました!的な選考基準が多く、必然的に減配リスクを抱えたゴミ銘柄が多数組み込まれています。

 

また、個別株の話として、日本株の個別株は通常100株などの単位株から買わなくてならないという弱点がありましたが、近年はSBIネオモバイル証券SMBC日興証券のキンカブなどの1株や100円単位などで買えて、購入手数料無料などのサービスが増えてきました。

これらのサービスを利用することで、手数料をかけず、少しづつ複数の高配当株に分散投資が可能となったことにより、米国株にはない優位性が生まれました。

これらのサービスはスマホから所定の手続きを踏んで口座を開設するだけで、すぐ始めることが可能です。

 

それと賛否両論分かれる部分もありますが、日本個別株の株主優待も魅力的です。

株主優待とは単位株を保有していると配当とは別に貰えるサービスのことです。(全ての企業が実施しているわけではありません。)

配当とは別に貰うことができ、企業によっては株主優待と配当を組み合わせることで脅威の配当利回りになっている場合もあり、優待商品が自分にとって価値がある場合はかなりお得になります。

まとめ

ここまでの内容を簡潔にまとめます。

メリットまとめ

  • 不労所得が得られる
  • 売りのタイミングを意識する必要がない(ただし買いのタイミングは重要)
  • 配当により豊かになる感覚が実感しやすい

デメリットまとめ

  • 税金が不利な部分も(賛否両論あり)
  • 利回りはインデックス投資に劣る可能性が高い
  • 投資先の爆発的な値上がりは期待しにくい
  • 罠銘柄を掴むことによる減配リスクあり

 

といった感じになります。お疲れ様でした。

 

思ったより長い記事になってしまいました。今回説明が簡素になった部分には、また今後の記事で触れていきたいと思います。

ちなみに一部の投資家さんは今の暴落に怯えてしまっているかもしれません…が、繰り返しになりますが高配当株は安い時が買いです。今は優良高配当ETFや優良高配当企業株を仕込む絶好の機会かもしれません。

とはいえ、コロナ暴落はいつまで続くかわかりません、なので私は現金の余裕を見ながら無茶しないようにゆっくり優良高配当銘柄を仕込んでます。

皆さんも無茶の無いように高配当株を仕込んでみたら、将来少し幸せになれるかもしれませんよ(保証はしません、投資はくれぐれも自己判断でお願いします。)

というわけで、ここまで読んで頂きありがとうございました。

それでは良き不労所得ライフを!