個別株

高配当投資はクソダサイのか?高騰中の今、売ってしまうべき?

どうも、高卒投資家ぽんたです。

「高配当投資はクソダサイ。」

最近こんな意見を良く聞きます。

理由は儲からないからだそうです。

本当にその通りなんでしょうか?高配当投資は全くダメなんでしょうか?高騰中の今売ってしまうべきなんでしょうか?

結論から言えば高配当株はクソダサくないし、今は手放すべきではないと思います。というか物によっては少し買い足しても良いとすら考えています。

とはいえ「高配当集中投資」がクソダサイというのは大いに同意します。

なぜかというと高配当集中のように投資幅を変に絞ってしまうと時代の流れ次第で短期でも長期でも損や機会損失を積み上げてしまう可能性があるからです。

例え高額の配当を貰っていようが配当込みのパフォーマンスが他に劣っていたら何の意味もありませんよね、もっと言うと、ここ10年以上は高配当株投資が成長株投資に劣る流れだったんです。

10年と言えば投資人生でもかなりを占めてしまいます。機会損失と言わざるを得ないですね。10年間もパフォーマンスが劣後し続けるものに集中投資するのは流石にナンセンスと言わざるを得ないです。

高配当株投資とグロース株投資の長期比較

ここ10年の成績差はETFで比べてみれば一目瞭然です。以下は配当込みの10年利回りです。

米高配当ETFの10年利回り(配当込み)

  • バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)  → 12.9%

米成長株の10年利回り(配当込み)

  • パワーシェアーズQQQ(QQQ) → 18.7%
  • バンガード・米国グロースETF (VUG) → 15.6%

高配当も悪くはないですが、やはり成長株が強いですね。単純な結果だけみれば高配当集中を貫いた人は機会損失した形となりました。

さらに15~20年に期間を延ばしても成長株優位の状況は変わらないし、直近5年だけ見れば3倍近く差が開いてしまっています。

ちなみにQQQは20年リターンでも高配当はおろかS&P500(SPY)すら凌駕しました。

では高配当は不要なのか?

不要ではないです。

理由は以下です。

  1. 高配当という自動利確システムは捨てがたい
  2. 下落トレンド時に手放すのを我慢しやすい
  3. トレンドとして強い時期もある

僕の中の高配当のイメージはこんな感じです。軽く説明します。

①高配当という自動利確システムは捨てがたい

長期投資では資産を利確して資金にするのは躊躇いがでるのが普通です。途中で売ってしまったら長期投資の魅力半減ですから。

ですが高配当株なら売らなくても保有したまま配当という形で利確が行われます。これが長期投資と非常に相性が良いと思います。

保有株を手放すことなく資金を今後伸びそうな資産に回すことができます。ですので高配当株は債券などと混ぜながらポートフォリオに一定量組み込むべきと自分は考えてます。

下落トレンドに手放すのを我慢しやすい

個別株やってると思いますが無配(低配当)成長株と割安配当株だと、どう考えても握力に差が出ます。

無配成長株の下落プレッシャーは凄まじく、そうそう握力は続きません。割安高配当株は多少の下落くらい「まあ、いっか」で済んでしまいます。

今回のコロナショックでも、規律ある割合でポートフォリオに組み込まれた割安高配当株なら捨てずに取っておけた、むしろ大底で買い増しした人も多いのでないでしょうか?

おそらく高成長個別株は恐怖に耐えられずぶん投げた人も多いはずです。(というか耐えたら最悪致死ダメージになってしまうので手放すのが正解)

ただし高配当株でも握力を保つには比率が重要です。

例えばSPYDに集中投資していた人は、コロナショック後のSPYDのあまりの体たらくに全てとまでは行かずとも、ある程度は手放した人も多いと思います。

③トレンドとして強い時期もある

一番はこれだと思います。

成長株は長期間でも高成長を遂げていますが、今のように一時的に天井っぽい時期もあります。こういう時期は成長株は乱高下を繰り返します。もしかしたら、そのまま下方向に射出される可能性も全然あります。

そんな中良く見ると所謂クソダサイ高配当株が下げずにジワジワ上げてたりします。今ならアルトリアグループAT&Tなんかがそういう動きをしています。こういう場面は無理に成長株を買ってリスクを取らなくてもジワジワと強さを見せる高配当株を買い足して比率を増せばよいと思います。(個人的には、より割安なAT&Tが良い)

まかり間違って、このまま高配当株強気トレンドになる可能性もありますしジャブを出しておいて損はないと思います。

高配当株は安い時にナンピンするものという考えが定着していますが、それを10年も20年も続けた人が今どうなっているか考えると、その手法の効果は怪しいもんです。

というか、ここ5年なんてひどいありさまですよね。

なので、どうせ買うなら成長株が一時的に失速しそうなタイミングで割安な高配当株を買いましょう。

終わりに

※画像は有名ブロガーのイメージ

自分は2年前、超有名な某米国株ブロガーさんの本を読んでウキウキで米国高配当連続増配株に積み立て投資を始めました。

本の内容は決して悪くありませんでしたがトレンドの重要性、高配当株が長期で成長株に劣後しているなどの事実が書かれておらず猿真似して高配当株を定期購入した自分の投資成績はS&P500はおろか日経平均にすら劣後するという悲劇を生みました。

その経験から高配当株集中投資はかなり難しいと感じております。なぜなら高配当銘柄のみでは利益が出せないからです。もし利益を出したければ購入タイミングが大事になってきますが、その購入タイミングが成長株に比べて少ないのも難点です。

個人的に思うベストな高配当株購入タイミングはこのくらいです。

  • 超割安タイミング(PBR1倍付近、財務健全)
  • 高配当株がトレンドで優位な場面

こんな場面そうそうありません、特に米国株は過大評価されがちなのでPBR1倍を割る銘柄なんてほとんどありません(財務ガタガタのクソ株を漁ればありますが…)

ちなみにAT&Tは上記条件にかなり近いと感じております。現状PBR1.2倍、上昇トレンド寄りで会社の利益も出せています。

もちろん一般に推奨されているような安いタイミング(値ごろ感)で定期購入して放置しておくという手法なら簡単ですが正直、他の投資法に劣後します。それやるくらいならS&P500か全世界インデックスを定期購入した方が絶対良いです。

こんなところで記事を終わります。

最後に記事内容をまとめると

  • 高配当投資はクソダサくは無いし、今手放すのは勿体ない
  • 高配当投資で利益を出すのは難しく、初心者に推奨する手法ではない

ということです。

また次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙♪