どうも、高卒投資家ぽんた(@kousotsuponta)です。
皆さんは金、銀、プラチナなどの貴金属への投資はやりますか?
僕は去年の中頃から金鉱株と銀鉱株に投資し始めました。投資目的は単純に今のような株が振るわない時期に備えて購入しただけです。金銀は有事に強くインフレを含めたあるゆる不況に耐性があると言われていますしね。
ちなみに現状は、全資産で金鉱株が一番儲かっております。僕のクソザコポートフォリオがマイナスになってないのは金のお陰です。どの金鉱株も購入時より60%近く上昇しました。
そして今回の本題である銀ですが実は、まだ値上がりしていません。
…が近く金に続くと考えております。
というか下手をしたら金以上のポテンシャルを秘めているのでは?とも思っております。
というわけで今回の記事では、あえてまだ値上がりしていない「銀に投資」をする理由について説明していきたいと思います。
銀の歴史と用途
<銀って厨二で好きです。
銀の通貨としての、もっとも古い記録は4500年前のメソポタミア文明まで遡るそうです。
その後はコロンブスの新大陸発見をきっかけにヨーロッパに銀が流入し、そこから世界中を銀が駆け巡り世界経済を組織しました。このことより銀は地球を一つの単位とする近代世界(グローバリゼーション)を作った貴金属と言えるそうです。
ちなみに銀の産出方法は主に鉱山とリサイクルであり、用途は工業用、貴金属、投資と幅広く用いられることも特徴です。
銀は全ての金属で最も光の反射率が高く(98~97%)太陽光発電システムにも活用されるそうです。
銀価格の現状
まず銀の現在の価値ですが価格だけで見てもよく分からないので同じ貴金属である金の価格と比較すると1/95の価値しかないそうです。
これは金の用途のほとんどが投資目的であるため、投資マネーが流入しやすく割高になりやすいからだそうです。
金の方が希少性が高いことも割高の理由と考えられますが金の埋蔵量は銀の1/13ほどであり、95倍という値付けは異常である気がします。
さらにコロナショックによって資金繰りに困った機関投資家にたたき売られたため昨年よりも安くなった状態が続いております。金も同様に売られましたが即座にプラスに転じ、冒頭に話した通り既にかなり高くなっています。
ということは裏を返せば銀は元々金より割安な上にコロナでさらにその差が開いたことから現状、金よりお買い得の可能性があるとも言えます。
ちなみにリーマンショックの時も銀は金と同様に大きく値上がりしました。つまりそういうことです。
ESG投資でもある銀投資
先にも説明したとおり銀は、その反射率の高さから再生可能エネルギーである太陽光発電と密接な関係にあります。
そして太陽光発電にはESG投資需要があると言われております。そのESG投資はコロナ禍で急速な盛り上がりを見せているそうです。
ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の略です。そしてESG投資とは環境へ配慮した太陽光発電などのクリーン設備への投資を積極的に行う企業へ投資することを表すそうです。
このコロナ後のESG加速の流れによって太陽光発電は押し上げられています。事実、銀の太陽光発電需要は2014年の2倍以上に膨らんだそうです。
このように金には無い需要があることも銀の魅力の一つです。
銀への投資方法
ここからは、ある意味この記事の本題である銀への投資方法についてお話ししたいと思います。
銀の買い方としては
- 銀貨などの現物
- 銀価格ETF
- 銀鉱株
などの手段があります。
ETFと銀鉱株の具体的な銘柄名ですが
ETFなら
- SLV(iシェアーズシルバートラスト)
銀鉱株なら
- AG(ファースト・マジェスティック・シルバー)
- PAAS(パン・アメリカン・シルバー)
- CDE(コーマイニング)
などがあります。
ちなみに、どれがお勧めなのか僕には分かりません!(おい)
とりあえず無難なのは銀価格連動ETFであるSLVじゃないでしょうか、無茶な値動きはしないので
それに銀鉱株は正直未知数です。調べようがありませんし。
でも面白そうなんで僕は去年、上に挙げた銀鉱株を全部買いました(笑)
銀鉱株は銀価格連動ETFより大きく値が動きますのでリスクがあります。過剰投資は避けましょう。
とはいえ、やはり夢があるのは銀鉱株ですね(笑)銀価格の2~3倍は動きますので。
まとめ
いつも通り長くなったので簡単にまとめます。
- 金と同様に不況耐性があると言われる
- 銀は通貨として非常に長い歴史がある
- 投資以外にも様々な用途がある
- 金より安く投資妙味あり?
- 太陽光発電需要によりESG投資の側面も持つ
- 投資方法は現物、ETF、銀鉱株がお勧め
以上です。
銀は、なかなか面白みのある投資先だと思います。
ESGなどの過去の銀には無かった要素が出てきていることも面白いですね。
そして、ここまで銀を褒めちぎっておきながら最後に一言だけ補足します。
今回の記事はあくまで個人の予想であり、当然、これから絶対銀が上がるとは言い切れません。事実、現状は金と比べたら値上がっていませんし、なんならコロナでたたき売られた分をようやく戻した程度です。
ここを銀への投資機会と見るか、よく聞く「金、銀はお金を生まないから無駄(?)」と見るかは個人の自由です。
自分で決めて自己責任で投資しましょう。
以上で本日の記事を終わります。
また次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙♪