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金とハイテクに復活の予兆!【コロナ以来の低金利トレンドに再突入】

どうも、高卒です。

記事タイトルの通り、金とハイテクに復活の兆しが出てきました。(というか金は復活済み)

ちょうど先週アップした記事で金(+銀)とハイテクの低迷により管理人の提案したポートフォリオはS&P500を下回った、と説明しました。

金とハイテクが低迷した理由ですが「米10債金利の高騰」です。

その米10年債金利が突如下落トレンドに突入したため投資家達から「金とハイテクは買い」のゴーサインが出たと考えられます。

一般に金、ハイテクは低金利下(もっと言うとマイナス金利)で強いとされます。

以下は米10年債利回りのチャートです。

チャート引用:楽天証券_マーケット_指数・金利・為替(債券)

移動平均線は短期線が先行します。

そのことより移動平均線が75日>25日>5日となった現状では、中長期線も短期線に引っ張られて、しばらく金利は低下を続ける可能性が高くなってきました。(絶対ではありません)

また、いずれの移動平均線も下向きになっていることから(75日は微妙だが)、下方向への圧力は強いと判断でき、より強い下落のサインとなっていると考えられます。

なぜ金利が低下すると金、ハイテクは買いなのか?

これには所説ありますが、

高卒管理人の知る限りでは、金やハイテク株は金利を生まない(または生みにくい)資産だから、というのが一般的な理由だそうです。

つまり10年債金利が高騰して実質金利が高くなった場面では、債券や貯金のような低リスク資産のほうが安全に儲かるため、旨味があると判断した投資家たちは通常、金、ハイテクを売り、債券買いや貯蓄へと移行します。

が、今回は米国財政への不信から債券も売られていたため、そのお金は貯蓄と高配当株に向かっていたと思われます。高配当株は実質金利が多少高くなっても、それを上回る金利(高配当)を生めるからです。

つまり2021年は、ばら撒き政策による米国財政不信から債券売り → 金利は一時急騰、実質金利は一時プラスになった → 金利を生まない(生みにくい)金、ハイテクは売り → 債券も買いにくいため高配当株買い、という流れだったのだと思います。

そんなこんなで高騰中だった金利が、なぜか突如低下したため、再度、金とハイテクのターンが回ってきた、ということです。

以下にグロース株ETF(VUG)チャートを示します。(グロース株ETFの中身はほぼハイテク)

チャート引用:楽天証券_外国株式 米国株・海外ETF_バンガード・米国グロースETF

完全に金利の低下と反対の動きを取りました。ハイテク株は金利に正直に反応していることが分かります。

ちなみに金はハイテク株より金利に対する先行性が高いのか5月頭には上昇トレンド入りして現状は一旦の頭打ちとなっております。(騰がりすぎによる売り戻し中)が、実質金利のマイナスが続く以上は金も暫くは強いでしょう。

ちなみに金利はコロナショック直後の低金利に近付く勢いであり、コロナショック後に超低金利に陥ったときは「金とハイテク」が爆上げしました。

どちらかいうと今買ってすぐ儲かるのは金利への反応が少し遅れたハイテク(グロース)かもしれません。管理人はVUGをボーナスで買い増ししました。(買い増しは自己責任で!)

金利は、なぜ急落した?

これに関しては所説ありすぎて正直、管理人にははっきりとした理由がわかりません。なので以下は高卒の妄想が多くなるため読み飛ばし推奨かもです。

急落の原因は恐らくワクチン効果により、米国の経済指標が大きく回復したためだと思われます。

これによりコロナに対し、いくらお金をバラまいても経済回復せずに負担に耐え切れなくなった米国の経済がつい崩壊、結果、債券価値も大暴落、という最悪のシナリオが回避できた、と投資家が判断したため米国債券は安全資産としての評価を取り戻し、海外投資家を中心に安くなった米国債の買い戻しが起こったのではないでしょうか?

そのため、金利は低下し、釣られて金とハイテクが再度勢いを取り戻した、という流れです。

ただし、この債券買い戻しの動きは一時的の可能性も高いです。

なぜなら米国政府は経済の回復が見えてきたにも関わらず、ばら撒き(金融緩和)を継続しているからです。

理由は推測ですが今のタイミングで米国株のバブルを崩壊させたくないためだと思われます。現状のばら撒きを止めればかなりの確率で米国株バブルが崩壊します。まだまだ半分死んでる米国経済では緩和縮小に耐えらないんじゃないでしょうか?

が、米国はいずれどこかで必ず緩和を引き締めないといけません。そして、その時期を引き延ばすほどバブルは大きくなります。事実、今の米国はバブルの水準を大きく超えています。泥沼ですね。

そして引き締めを行った際には遂にバブルは弾け、株価が下落するでしょう。このガス抜きの勢いによっては、ハイテク株も金も債券も全てが下落するかもしれません。

以上のことから金利低下と金、ハイテクの高騰は今後もいつまでも続く事象ではなく一時的と考えます。

ただし金に限ってはバブル崩壊もしくは金利急騰でハイテクともども大きく売られますが、その後、息を吹き返すと予想します。

さて、話が逸れましたが今後バイデン政権がどう、この溜まり切ったバブルをガス抜きするか見どころですね。

まとめ

最後に簡単にまとめます。

金、ハイテクが巻き返す理由まとめ!
  • 米10年債利回りが下落トレンド入りした
  • これにより10年債は実質マイナス金利となった
  • 金利はコロナショック水準まで戻りつつある
  • 金、ハイテクはコロナ後の超低金利下で爆上げした
  • 今回も金利の低下に合わせ金、ハイテクは上昇トレンドへ
  • 特に金より反応の遅かったハイテクは伸びしろあり(かも)
  • ただし金融緩和が終わり次第、再度大きく下落する可能性あり
  • 金、ハイテクを買い増すにしても節度を持って買うべき

以上です。

今は特にハイテクを買い増すと短中期で儲けられるかもしれません。金は金利への反応が早かったため現状では既に高値圏にあり、今大きく買うとボラティリティで損をする可能性があるので買うにしてもドル・コスト平均法などによる定額買い付け程度にしたほうが良いかもしれません。

そんなところです。

それでは、また次の記事で会いましょう。