コモディティ

純金価格が大幅下落中、どこまで落ちるのか解説いたします。【下落自体は想定済】

直近の米国株が無限に下げるなか純金もつられて大幅な下落基調だ。

きっと純金保有者は今後の価格が心配な方も多いことだろう。

というわけで一応、管理人は自称ゴールド投資家なので、たまには純金の見通しを書いておく(純金は脳死ホールドなので直近価格に興味が無い、というのが本音だが)

結論として、純金は日本円であと300円は落ちてもおかしくないと思っている。

今の日本円での金価格が現状の各メーカー小売り価格でおよそ8,300円なので最終的には8,000円ほどまでは落ちてもおかしくないということだ。

まあ、だからどうした、と言った話なのだが。

別に大した下落幅ではない。

逆に言えば、そのくらい(小売価格8,000円付近)まで落ちたら金を少しづつ買い始めれば良いのだ。

下落原因は米国の急速な利上げ

言うまでもなく直近の金価格下落原因は米国の急ピッチな利上げによるものだ。

それとドル高も関係している。

金というものは、

  • 金利を生まないため金利が高まる局面では弱いとされる
  • 「ドルへの不信任」と称される金はドルの強い局面では価値を下げる

そのような特徴があるため、現状では下がるしかない曲面であると言える。

さらには過去記事でも指摘したが「有事の金買い」。

これが悪かった。

ロシア・ウクライナ戦争の影響で、本来なら金利上昇と共に緩やかな下落、またはほぼ影響を受けずに緩やかに成長をしていくはずだったの金価格が過剰に盛り返してしまい下落幅を大きくしてしまった。

以上が今、起きている金価格の連日下落の正体だ。

なぜ8,000円で下落が止まると想定できる?

それは勘だ。

というは半分冗談の半分以上本気(笑)

半分冗談としたのは一般に適正な金価格は算出不可能とされるからだ、また為替の影響も予想できないこともある。

半分以上本気なのは金価格について一つだけ確実に言えることがあるからだ。

それは…。

  • 金価格は異常なほど底値固い

ことだ。

金は一度決めた底値を割ることは過去、ほとんど無かった。

その理由は底値価格付近で金信仰国家(中国、インドなど)による大量の買いが、ほぼ確実に入るからに他ならない。

この底値で止まる現象は各国中央銀行がパニック連鎖による金の手放し売りをした90年代以外では確実に起きており、さらにその中央銀行による過剰な金売却は法整備され、今後は同様の事態は起きないとされている。

そのため、金は今後も底値が固いことがかなりの高確率で保証されている。

以下に、もの凄く適当な図を用意した。

画像は三菱マテリアルから引用したものに線を引いたものだ。

ネズミ色の横線はドル建て価格の直近底値線だと思って欲しい。

これが米ドル建て金価格の下落目安だ。

一番上の黄線は管理人の予想する円建ての金価格の底値だ。

一番下の赤線は管理人の予想する最悪の場合の円建て金価格の底値だ。こちらに関しては後述する。

恐らく金価格の底値はこの範囲、つまり6,400~8,000円に収まる。そして管理人は現状では8,000円が底値だと思っている。

先にも述べた通り、過去の底値を抵抗線とした場合、ドル建てでの金価格はおよそ1,700ドル程度を底値とすることになる。

ドル建て価格がそこ(1,700ドル)まで下げた場合の日本での1g小売り価格を8,000円だと予想したのだ。

なぜ8,000円と決めつけたかというと、それは為替差を考慮したからだ。為替差を無視すれば7,200円ということになるがそれはありえない。

チャートを見てもらうと金のドル建て価格と円建て価格には一定の開きがあることが分かる。これが為替差だ。

そして過去から一貫して円建て価格の方がドル建て価格の下にいることが分かる。

しかし2022年2月と3月ではこの差が無くなり、直近では逆転して円価格が上に行った。

なぜかというとドル安/円高だった関係がドル高/円安に逆転したからだ。高かった円が安くなったので相対的に円価格での金は高くなったのだ。

所謂、円安による輸入価格高騰現象だ。

管理人はこの円安は今後暫く続くと考えている。

だから金価格の底値目安は8,000円(付近)であり、そこが買い時だと思っている。

とはいえ、これはあくまで為替という不確定要素の予想なのでマージンを取って7,500円あたりを底として待ってもいいだろう、それは個人の自由だ。

日銀が日和って金利を上げたら最悪6,400円になる

ただし、この予想にはイレギュラーが起こりえる。

それはやはり為替。そう円高だ。

為替が円高に振れた場合は先の図の赤ライン寄りの価格帯が底値となってくる。

日銀が悪い円安(笑)圧力に日和って「金利上げます。」なんて一言言った日には金価格の底値予想を最低で6,400円まで繰り下げることになりかねない。

今の日本の円安原因は日米金利差にある。

日本が金利を上げれば、この日米金利差は埋まり、一気に円高に傾く、そうなった場合は日本円での金価格は低下するため6,400(g/円)程度を目安に下方することになるだろう。

まあ、そうなったらなったでさらに安く買えるだけではあるが、管理人は金利増負担を減らすために負債圧縮を優先することになるので金や株など当面買えなくなる(泣)

とはいえ、恐らく今の日本の円安はバイデン印の米国主導によるものだ。

そして日本は米国に逆らうことはできない。

だから円安は続く。

これは著名な経済評論家も管理人と同じ見解だ。

「円安」と「世界の分断」は日本企業の好機 米国が一定の産業力を期待 賃金が下がり次世代向け投資の好適地に(外部リンク注意)

繰り返しになるが、どんなにマスコミや一部の緊縮老害どもが金利を上げろ!などと喚こうが日本はアメリカには逆らえない。

事実、日銀の黒田総裁は先日、意地でも金利を上げないという鋼の意志を世間に示した。これにより管理人の中での当面の金価格下限は8,000円という考えに落ち着いた。

以上です。

また、次の記事で会いましょう。

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高卒投資家
高卒投資家です。 投信、ETF、金現物がメイン投資先です。 株ブログですがもっとも最高の投資先は純金だと思っているゴールド投資家です。
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