NASDAQ

米ハイテクは今後も一段と下げると予想している。

ここのところ米国株の下げが酷い。

世界の株式全てが下げているが特に米ハイテクグロース株を中心に構成される「NASDAQ」の下げは目も当てられない。

NASDAQは既に最高値から22%も下げ込んだ、ズルズルと、半年もかけずにだ。

先日はNASDAQ指数は急反発を見せたが、管理人はこの下げの流れは変わらず今後も続くと思っている。

そう思う理由は、米ハイテク群の高騰は低金利が条件だったと思っているからだ。

低金利だから、これまで米ハイテクは無根拠かつ無限に騰がり続けた。

つまり、逆を言えば高金利下では米ハイテク株は下がり続けるか停滞する。

なぜ、そう言えるのか?

本記事で解説したいと思う。

米ハイテクは低金利ゆえの信用増大に支えられていた。

よくある勘違いのひとつに「金利上昇で企業は経営が悪くなる、投資を縮小するから、よって株価が下がる」などというものがあるが、これは正確には少し違うと思う(間違ってはいないが、風が吹けば桶屋が儲かる的で飛躍している)

この理論であれば金利上昇曲面では全ての株式が売られないといけない、どんな企業だって常に新規投資は必要だ、つまり金利上昇自体はどんな企業にだって不利だ(金利を取り立てる側の銀行業は除くが)

しかし、今の株式市場を見るといわゆるバリュー株はそこまで売られていない、むしろバリューシフトの流れか騰がっている銘柄も多い。

では、なぜハイテク株が率先して売られてしまうのか?

これを説明するには信用という言葉が大事になってくる。

ここまでの米ハイテク群の高騰は先にも述べた通り低金利下での信用拡大で買い支えられてきたゆえと言っても過言ではない、それはマネーの供給増と株価の伸びが相関していることを見ても間違いない。

下に添付する画像を見て貰えば一目瞭然だ。

米国のマネーサプライは今年2月に初めて減少した。

NASDAQの暴落に近い下げの始まりは1月だ。

NASDAQの下げは市場資金の減少とともに(あるいは多少先行して)始まったのだと分かる、信用が縮小し始めたのだ。

これまでバリバリにレバレッジを効かせて増大した信用により株が買われていたのがこれまでの米ハイテク株の状況だ。しかし、これは低金利下でレバレッジを効かせやすい状況下限定で成せる吊り上げ技に他ならない

そして、ここに来て米国の金利は大幅上昇しようとしている。

  1. 金利が上昇すればデフレとなり信用は減る。
  2. 信用が減る = 市場のお金が減る。
  3. 最も信用で買われてたのは他でもない米ハイテク株だ。

以上のことにより投資家達はハイテク株から資金を引き始めた。

この売りの動きは一過性ではなく、経済の流れの中で当然のこととして起こった売りだ。

こうして、これまで信用を一身に集めていた米ハイテク株群から率先して資金、いや信用が撤収されるというわけだ、そして、これは企業の経営が悪化してなくても起こる。

低金利下で増大した信用に支えられたハイテクバブル市場は高金利下で信用と共に縮小する。

当然だと思うが何かおかしいだろうか?

まあ、管理人は金融素人なので間違っているかもしれないが。

信用縮小から信用増大に戻るには10年必要

ちなみに著名投資家レイ・ダリオから言わせれば一度縮小を始めた信用が再度拡大し始めるには10年程度必要だそう。

なので、これを失われた10年と呼ぶそうだ。

当ブログ読者の皆様は過去に米国株が10年間停滞した時期があったことはご存知なのだろうか?

それは、このレイ・ダリオの言うところの失われた10年だったそうな。

話を戻して、今回の米国金利上昇はいつまで続くのだろう?

案外、あっさりとインフレを退治して一年程度で再度利下げを実施できるのかもしれない、そうしたら米国経済は復活するのだろうか?

そして、もし金利を上げても上げてもインフレが止まらなかったら?

そうなった場合、米国がその失われた10年の入り口に再度入ってしまうのだろうか?

未来は、どうなるかなんて誰にも分からない。

以上です。

また、次の記事で会いましょう。

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高卒投資家
高卒投資家です。 投信、ETF、金現物がメイン投資先です。 株ブログですがもっとも最高の投資先は純金だと思っているゴールド投資家です。
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