どうも、高卒投資家ぽんた(@kousotsuponta)です。
殆どの日本企業の決算が出そろいましたね。多くの企業が業績予想や配当予想を出さない状態になっており正直ビビッております。
ところで個別株を持ってる、もしくはこれから買いたいとお考えの皆さんは決算書読めますか?正直何を見たらいいのか分からない人もいると思います。
この状況下で何を見たら良いかも分からないまま、とりあえず「ここ良さそう!」はバリバリの死亡フラグです。
というわけで今回の記事では決算書の簡単な読み方を書きたいと思います。マジで簡単です。
決算書の見るべきポイント
まずは企業から出ている決算短信の一枚目を見てください。ネットとかで探せばすぐ見られます。
簡単に見るなら、それだけで十分です。
営業利益
まず営業利益の項目を見て前期より増えているか確認しましょう。増えていればOKです。ついでに左隣の売上高も増えているとベスト。営業利益が増えていれば、売上高から色々差し引いても利益になっているということが分かります。
自己資本比率
次に自己資本比率を確認しましょう。自己資本比率はその企業の財務の安全性を判断することができます。
最低でも40~50%はあることを確認してください、理想は70%以上です。高ければ高いほどいいです。
また、ある程度高くても前期より大きく減っていたら注意が必要です。
営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローも前期より増えているか確認してください。増えていればOKです。ちなみに営業キャッシュフローは本業の儲けを表しており、かつ誤魔化しが効かないそうです。
なので表向き黒字でも営業キャッシュフローが減っている企業は要注意です。
また営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを足してプラスになるかも確認してください。マイナスの場合は過大投資になっており、コロナ影響により資金不足に陥る可能性があります。
来期の営業利益予想
一番下の欄の20○○年〇期の連結業績予想欄の営業利益をプラス予想で出しているか見て下さい。そこがプラス(△がついてない)ならばっちりです。
ちなみに今回の決算はここが未記入かマイナスになっている企業が殆どですので、保有銘柄がもし、そうなっていても狼狽売りしないで大人しく諦めるのも手だと思います。
正直売ってもキリがない…て感じです。
決算書で最低限見る場所は以上です。簡単ですね。
まとめ
- まず決算短信の一枚目を見る
- 営業利益が前期より増えているかを確認
- 自己資本比率は高いかを確認(最低でも40~50%以上)
- 営業キャッシュフローは前期より増えているか確認(かなり大事)
- 来期業績予想の営業利益は増益か?を確認
終わりに
今回はめっちゃ簡単に決算内容を判断できる方法を書きました。注意点としてはあくまで最低限なので、ここを確認したから絶対儲かるって話ではないこと
でも見ないよりは絶対マシなはずです。
他にも割安度を把握する指数などが存在するのですが、そこまで調べようとすると見るものが増えてしまい面倒なので除外しました。
そもそも割安がいいのか、割高がいいのか?は投資家の趣向で変わってきますのでここで触れると内容が散らかってしまいます。
ちなみに高配当銘柄が欲しい場合も見る場所はほぼ同じです。
強いて言うなら高配当の場合、財務状態の確認をもうちょっと慎重にやらないと行けないのと、減配してないか?と株価は割安か?は見たほうがいいですね。
いつか高配当銘柄が欲しい場合に調べるべき項目も紹介したいと思います。
簡単ですが以上で記事を終わります。
また次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙