高卒です。
管理人が投資を始めたきっかけは会社の確定拠出年金の資産運用講座でした。
そこでは確定拠出年金をしっかり株式にも振り分ければ退職後の資産がこれだけつくれるよ的な説明だけでしたが、当時貯金しかしていなかった管理人には衝撃であり目から鱗でした。老後とはいえ、こんなにお金が作れるんだと驚いたモノです。
そこから管理人は本屋や図書館に通い投資本を読み漁りました。
当時はまだ書籍でも基本に忠実なインデックス投資が流行りであり、主に以下のような説が主流でした。
- 先進国株式インデックス
- 国内株式インデックス
- 新興国株式インデックス
または全世界株式インデックス
このあたりを淡々と積み立て、残り(総資産の3割程度)を日本国債や生活防衛資金で持つ。
これが一般的であり、同時に過度のリスクテイキングは厳禁とも強く言われておりました。
決して焦らず、ゆっくり小金持ちを目指す程度が長期投資の理想なのだと。
管理人は未だにこれが投資の基本理論であるし何も間違ってないと信じています。
そのはずだったのが、いつからか米国株が一番という主張が投資家の間で急遽台頭しました。
S&P500だけに100%投資すれば良い、とか
米国連続増配高配当株にだけ投資すれば良い!
とかってやつです。
管理人は何となくこれが嫌いでした。
考えが偏っててリスクが高い気がしたんです。
ですが、それどころか時間とともに今度はS&P500なんてショボイ!米ハイテクだ!ナスダックだ!なんて聞こえてきました。
しかもその声は大きくなるばかりで伝統的な投資法なんて古いだの、儲からないだの、ゆっくり金持ちになんかなりたくないだのなんて声ばかりになってきました。
管理人は何をバカなことをこと言ってんだコイツらってずっと思ってました。
世界と資産を分散した方が良いに決まってんだろ、リスクの取りすぎで脳みそ焦げたんか?って。
んで、ついに初心者の間で流行りだしたのが米ハイテク株へのレバレッジ長期投資。
これを初めて耳にした管理人の感想は、
「ああ、チキンレースも行きつくとこまで行きついたな」でした。
米国株は過去最高を3段飛びに飛び越えて高い状態でした。
完全にバブルです。
あのバフェットすら最近は株をあまり買ってません。
恐怖の利上げも目前に迫ってました。
それでも止まらずチキンレースを続ける若き群衆を見守りながら管理人は着々と上記で書いたような古臭いインデックスを淡々と積み上げ、純金を購入していました。
まるで隠居老人のような気分でしたが、不思議と悪い気はしませんでした。
さて、市場はついに株価の過剰な高値と利上げを織り込み下落に転じ始めました。
今後はどんな値動きを見せるでしょうか?
恐らくは、ある程度まで下げたら再び大きく反転し、その後、FRBが利上げや資産圧縮をするたびに20~30%の下落を繰り返す気がします。
過去と違いインフレが迫っているのでFRBは利上げを途中で止められないのも面白いところです。
とにかく今までバカみたいに好調に騰がり続けた展開と比べたら、この先の株式市場の展開はスリリングそうで楽しみです。
とはいえ管理人はこれまで通りに
- 確定拠出年金
- つみたてNISA
- 純金積立
- 貯金
を続けるだけです。
特別に新しいことを行う気は今のところありません。それが一番確実だから。
それでは本日の記事はこんなところです。
また次の記事でお会いしましょう。