どうも、高卒投資家ぽんた(@kousotsuponta)です。
本日の記事は
という方に向けて
- 投資準備資金はどのくらい必要?
- 低予算向け投資法
をご紹介いたします。簡単なので気楽にお読み下さい。
目次
投資準備資金はどのくらい必要?

結論から言います。
あるに越したことは無いですが別に必要ありません。
給与所得のある方なら毎月の給料から自分がしんどくない金額だけ投資すればいいです。
例えば手取り20万なら生活費諸々払うと5~8万ほど残ると思うので、その中から自分が払っても大丈夫な分だけ捻出すればいいです。もっと少ない手取りならもっと投資額を減らせばいいです。
この時貯金(準備資金)があれば、もう少し余裕を持って投資できるかもしれませんがメリットはそのくらいです。
むしろダラダラ貯めている暇あったらさっさと始めましょう!
投資の世界は冗談抜きでタイムイズマネーです。
なぜ準備資金が必要ないのか?
理由は以下です。
- どうせ初心者に売買タイミングなんて計れない
- 虎の子を一気に投資したところで、どうせビビッて損する
- 開始金額を言い訳にして投資を始めない
- 株式を安く買う手段なんていくらでもある
- 投資は時間が一番の武器になる
解説していきます。
① どうせ初心者に売買タイミングなんて計れない
投資経験の全くない人が暴落を待って虎視眈々と貯金を貯めても、どうせ最高のタイミングは逃します。
例えば直近のコロナショックでは大多数の初心者投資家は下落ピークの3月末をかなり過ぎてからノコノコと参入してきました。そして既に高くなりつつある株にゾンビのように群がって不気味な株高に貢献しました。
そして案の定、先週末からさっそく下落を喰らいました。
ちなみにタイミングを計った初心者の動きはこんな感じに
- 株の大底を口座開設待ちなどで逃し
- 不気味な株高に便乗することで危険銘柄を高値掴みして
- 下落 ← 今ここ
という美しいテンプレを披露しています。(全員ではないですよ)
一言だけ言わせて下さい。
初心者が売買のタイミングを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね?
② 虎の子を一気に投資したところで、どうせビビッて損する
そもそも準備資金を作ってどう運用するんでしょうか?
例えば100万円作って雑誌や有名投資家が勧める個別銘柄に全額投資するんですか?それとも投資信託に全額突っ込むんでしょうか?
どれがいいでしょうね?ちなみに僕は初心者ならどれ買っても失敗すると思います。
失敗する理由は投資資金が頑張って貯めた虎の子だからです。汗水流してようやく作った大金が値下がっていく様を見れば誰もが
- 凄まじい不安で動悸が激しくなり
- 夜は眠れなくなり
- 仕事も手につかず
- 半分鬱のような状態になり
最後は価格の回復を待つことなく大底で投げ売る可能性が高いです。金額が大きければ大きいほど初心者は恐怖をコントロールできなくなります。
③ 開始金額を言い訳にして投資を始めない
準備資金を明確に決めていると今回のコロナショックのような一念発起のチャンスにも
まだ資金貯まってないから(震え声)
と言って結局投資しないでしょう。そして目標金額が用意できても
まだ株価高いから(震え声)
と言って投資を始めないでしょう。
そして永遠に投資を始めることはないでしょう。
④ 株式を安く買う手段なんていくらでもある
おそらく準備資金を気にする人は、そもそも投資で儲かるには数百万は必要みたいな世間の嘘に騙されている気がします。
ですが世の中には少ない元手で投資する手段なんていくらでも存在します。
例えば
- 投資信託
- ETF
- ミニ株
などです。これらを駆使すれば最低投資金額は100円~数千円です。まずはこういったサービスから無理せず馴らしたらどうでしょうか?
そもそも投資信託やETFの場合インデックスファンドという商品を選べばどの投資法よりも勝率が高いと言われるインデックス投資が可能です。
つまり少ない元手で最強の投資法ができるんです。しかもどの投資法よりリスクが抑えられます。
これでも元手が必要でしょうか?
⑤ 投資は時間が一番の武器になる
最後の理由はこれです。
例えば先に挙げた優良なインデックスファンドに長期で投資した場合その平均利回りは5%程度と言われています。
これは毎年元本が5%増える計算であります。
一見すると100万円投資しても年間5万円しか増えず、ショボく感じるかもしれません。
が、時間が長くなれば長くなるほど複利効果が大きくなっていきます。
複利とは投資元本から得られた利回り自体にも利が乗ることです。つまり利回りで増えた5%分にも5%の利が乗ります。これによって投資期間が長期になればなるほどお金が増えていきます。
ちなみに利回り5%で運用できた場合、複利効果により25年で元本はおよそ倍になる計算です。
つまり毎月4万程度投資して25年で総額1,200万分投資できていれば倍の2,400万円になっている可能性が高いということです。
これでも、いつ貯まるか分からない準備資金(笑)をちんたら貯めたいでしょうか?絶対今から始めたほうがいいです。
低予算向け投資法方法

ですよね。
すでに先の項目で触れていますが
- 投資信託
- ETF
- ミニ株
などを活用すればいいです。
僕は全部好きなので全ておすすめと言いたいところですが…
やっぱり特におすすめなのは投資信託です。
なぜ投資信託なのかというと
- 「比較的」低リスク
- 複利を最大限活用できる
- 国の税制優遇をフル活用できる
だからです。
①「比較的」低リスク
投資信託は数百にも渡る会社の株式を一度に買い付けることが可能な商品です。そのため組み込まれた会社の内の一つが倒産したところで何の影響もありません。
だから「比較的」低リスクなんです。なぜ比較的かというと世界恐慌などの暴落時には全ての株式が値下がるため投資信託も一緒に暴落します。この暴落に耐えられずに投げ売る可能性があるのでリスクが無いというと全くの嘘になってしまうため比較的低リスクと表現しました。
② 複利を最大限活用できる
投資信託は通常の値上がりにくわえて分配金が発生します。通常、分配金や配当金というのは一度口座に支払われるため、その際に税金が発生してしまいます。
ですが投資信託は設定次第で分配金を自動で再投資できるため分配金に逐一税金が発生しません、そのため税金を引かれないフルの金額での分配金再投資が可能であり、その分複利が有利に働きます。
そのため最も複利が有効活用できる投資と言えます。複利効果の凄さは先に説明した通りであり、その効果が増すということはどれほどのことなのか分かると思います。
③ 国の税制優遇をフル活用できる
実は日本には法律によって所得税や法人税などが優遇される投資が存在します。
例えば
- つみたてNISA
- 企業型or個人型確定拠出年金
などです。
長くなってしまうので詳細な説明は省きますが実はこれらの制度は基本、投資信託でしか運用できません。
これは国が投資信託の優位性を認めているからに他なりません。
これらの制度を活用すればタダでさえ優位な投資信託を税制優遇まで受けながら買い付けることができます。
主な優遇としては
- つみたてNISA → 運用期間20年分の利益に掛かる所得税が免除
- 確定拠出年金 → 掛け金から所得税と法人税が免除される
などです。ただでさえ勝率の高い投資をしながら税金まで免除されるとか最高ですよね。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
- 結論から言うと元手は必要ない
- どうせ初心者に大金はコントロールできない
- まずは低予算で手堅い長期積立投資を始めるのが無難
- 具体的なおすすめは投資信託
- 投資信託は「つみたてNISA」や「確定拠出年金」などの制度を利用して買おう
以上となります。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
投資を始めるのに、いつまでもお金と気力をチャージしているのはもったいないです。投資においてはタイミングより時間の方が大事です。
さっさと積立投資を始めて小金持ちへの切符をゲットしましょう。
なんて夢を見たところで記事を終わります。
それではまた次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙
余談
記事内では説明できなかったんですが、どんな投資信託を買ったらいいかわからない場合はとりあえず商品名に先進国株式インデックスor外国株式インデックスって書いてあるやつを100%で買い付けておけばOKです。気に入らなければ後から好みで変更すればいいんで。
つみたてNISAについては簡単な決め方も以前記事にしたのでご参考に