借金持ちの無計画愚民の皆様こんにちわ。
どうも、借金持ち愚民の高卒です。
さて、今の日本ですが非常に低金利です。
なので住宅ローンなどの借金をしていらっしゃる方も多いと思います。
当然、低金利時は借金したほうが得ですからね。
金利も低いので月々の払いも低く抑えられます。大きなお金を引っ張るなら低金利時っていうのが相場です。
しかし、住宅ローンのような長期ローンを特に変動金利で組んでいらっしゃる方は、いくら今の日本の金利が低金利でも今後、長期でどうなっていくか心配ではありませんか?
むろん今現在ローンを組もうか迷ってる人も金利動向は気になると思います。
そうですね。
管理人の考えとしては残念ながら金利はこれから上がる方向だと思います。
なので今から長期返済計画となる大きな借金をすることは悪手なのではないかと思っております。
日本の金利が今後上がってしまうだろう理由
管理人も持ちたくもない多額のローンを若気の至りで背負ってしまっています。
そのことから金利が上がるであろう事実は認めたくありませんが、ポジショントークをするわけにはいかないので事実通りに説明します。
理由①:米国の金利上昇の煽りを受ける可能性
過去の記事でも散々触れてきましたが、米国はおそらく、というか間違いなく年内に数回の大規模な利上げを実施しようとしています。
それに対し日本は今のところ利上げにはノーコメントですがおそらく米国の金利に追従してしまう可能性が高いです。
事実、日本国債のイールド・カーブを確認して見れば直近の金利は上昇基調であり、何もしなければ確実に金利が上がっていくことを示唆してします。
イールド・カーブは過去と比較して上方向に反って上がっている場合は金利は上昇基調と判断できます。
画像引用元:インベスティング・ドットコム日本版_日本国債利回り
よって、金利がいきなり極端に上昇することは流石にないとしても、これまでのようなマイナス金利を維持するのは難しくなってきていると言えます。
なお、日銀は低金利の維持を表明しているため長期金利の上昇を抑えるための日本国債の大規模購入(買いオペ)を実施する可能性がありますが、それでも以前ようなマイナス金利を維持するのは難しいのでは?と言われております。
理由②:国債を海外に売りたい財務省の思惑
金利が上がる理由の②としては、
日本政府は今、国債の買い手を探しています。
以前は日本国内の銀行などが主な購入者でした。
銀行や生保、年金機関、債券ファンドなどが主な購入者です。
さらに最近では日本の個人も日本国債を買っています。
以前は日本の個人は国債を殆ど所有していなかったのですが、幅広い層に国債を持ってもらうことで国債の安定消化を狙う財務省がアレコレと手を回して日本国民にも買うように仕向けたんですね。
で、狙い通りに日本国民の国債保有者も増えました。
次の狙いは外国人投資家です。海外マネーは日本の比ではありませんからね。国債を減らすことを至上命題にしている財務省には喉から手が出るほど欲しいお金です。
が、この外国人投資家達、多少金利に色を付けないとまず買ってくれません。
ですので国債をもっともっと売りたい財務省は外国人投資家に買わせるための最終手段として今後、金利を上げる可能性が濃厚だとも言われております。
これら二つの要因により日本の金利は上がっていく可能性高いと考えれます。
終わりに
さて皆さま、短めでしたが本日の金利のお話はいかがだったでしょうか?
実は管理人、今まで金利の話はよく分かっておらず、日本はこのまま低金利なんだろうなーなんて確信も無いままに思っていました。
が、本などで少し勉強したところ、どうも日本の(世界の)金利はこれから上がる方向に動きそうだという認識に変わってきました。(以下は勉強に使った本のAmazonリンクです。)
管理人自体、若気の至りにて結構な金額の住宅ローンを「変動金利」で抱えてしまっているため冷や汗ものです。
そうなってしまえばできる対策は住宅ローンの繰り上げ返済による返済期間の短縮のみです。
金利は長期間になるほど変動リスクが増してしまうため金利上昇局面に差し掛かった以上、長期ローンを抱えている人は馬車馬のように働いて繰上げ返済を実施し返済期間を短くしておくことをお勧めします。
繰り返します、借金の金利は長期間になるほど不利です。
日本も今の超低金利をおそらく維持し続けらません。
なので、さっさと馬車馬のように働いて少しでも早期返済しましょう。
以上です。
それでは本日の記事はこんなところです。
また、次の記事でお会いしましょう。