高卒です。
新興国債券が暴落しているようです。
原因は当然、ロシア・ウクライナ問題からです。(最近毎回言ってますね、これ)
そして管理人からすれば、
新興国国債が暴落?そりゃそうだろ、と言ったところです。
ロシア債がデフォルトしそうなんだから当然、売られるでしょう。
ていうか、そもそも新興国債券は長期投資に向いていません。
というより長期ポートフォリオに組み入れる意味が殆どないと言ったほうが適当でしょうか。
数少ないインデックス投資が向いていない投資先です。
当ブログでも新興国債券は一度もお勧めしたことがないし恐らく「ゴミ」とまで言った気がします。
なぜそこまで言うかって?
国債ってのは買う国を信用できないといけないんです。
まあ、それは株式も同じですが、それ以上に債券は投資国その物が信用できないといけません。
だって国債を買うってことは国そのものを信用してお金を貸すってことと同じ意味だからです。
あなたはロシアや中国のマフィア政府、その他の定期的に破産するような新興国のバカ政府が信用できますか?どう考えてもできないでしょ?どうすればそんな所に金を貸したいと思うんだよって思いません?
逆に日本国債や米国国債なら買ってもいいかもって思いません?つまり、そういうことなんですよ。
ところで、なぜ新興国債券は利回りが高いか知っていますか?
それは新興国債が不人気で買い手がいないからです。
買い手がいないから売り手(新興国)は、高めのお金(高金利)を出して買って貰うんです。そうしないと自国のお金のやりくりできないからです。
だから新興国債券って高利回りなんです。
そうです。
新興国債券インデックスはハイリスク資産の寄せ集め指数です。ジャンク国債と言っても差し支えありません。
当然、そうでない国もあるでしょうがハイリスクな国が多いのも事実です。
言うまでもなく今回のロシアを見れば分るでしょうが。
ちなみに、よく勘違いしている人がいますがインデックスならなんでも適当に投資していいって訳じゃないですよ。
債券のくせに株式並かそれ以上に高リスクでリターンは普通、それが新興国債券です。
大きな当たりも期待できない凡庸なリターンのくせに今回のような暴落リスクも背負う債券としての体を成していないゴミ、それが新興国国債というものです。
繰り返しますが、管理人は新興国国債の保有をお勧めしたことはありません(全世界国債は一度間違ってお勧めしましたが訂正して売却しました。)
理由は、本記事でここまで述べた通り、債券として投資するメリットが何も感じられないほど高リスクだからです。
以上です。
また、次の記事でお会いしましょう。