どうも、投資ブログを始めたら、次の週に世界の株が暴落した死神こと会社員ぽんたです。(笑)
当然ですが、私のポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)も打撃を受け、絶賛含み損中です。
ピークから軽く百万は減りました。
ですが、私の心は未だ全く動揺しておりません、アイキャッチ画像の如く、穏やかです。
普段と何も変わりません。
強いて言うならいつもより少し多く株を買ったくらいです。
というわけで、今回の記事ではなぜ私のメンタルがこんな時でも平常なのか、そのために普段から何を実績しているか説明していきたいと思います。
私が投資する上で暴落に負けぬよう、心掛けている行動は以下です。
- 投資方針はあくまで長期投資
- 現金は常に厚めに持つ
- 一極投資は絶対にしない
- 不安なニュース、扇動はシャットアウトする
- 暴落への心構えを説明している書籍を読む
これらを徹底することで狼狽を防いでおります。
それでは解説していいきます。
投資方針はあくまで長期投資
自分の投資スタイルが長期投資であるなら、暴落での狼狽は不要です。
長期投資を選んだ以上、株式市場は長期では右肩上がりと信じて始めたはずです。
そして、その投資先はちょっとのことでは離さないくらいの優良な銘柄を自分なりに選定したはずです。
なのに、この程度の下げで動揺して、既に逃げ遅れているのに、慌てて売って損を確定したり、一気に多額のナンピンをして傷を深めるのは矛盾してますよね。
こういった人たちは結局、長期投資家を名乗りながら、その正体は目先の利益に目が眩んだだけの投機家であったということに他ならないと思います。
もし、焦って極端な行動をしようか迷っている人は、まず、自分がどんなスタイルで投資していたか冷静になって考え、どれでも自分のスタイルは長期投資だ、と自身を持って言えるなら、あれこれ余計な動きを取る必要はない、と私は思います。
現金は厚めに持つ
私は以前より、人のリスク許容度なんて人それぞれなんだから他人が決めた現金保有率じゃなくて自分が確実に安心できる現金を持つべき、と言ってきました。
今回の暴落の中で、我ながら良いこと言ったとなと思っております(笑)
ネット界隈には全世界の株が絶好調の中、フルインベスト(全力投資)を誇りのように語り、現金を多く残す人を「効率が悪い投資」と嘲っている方もいる、と聞きました。
そして、この方たちは好調時は全力で長期投資と宣いながら、結局は暴落初期で売って急に高みの見物を始めたり、逃げそびれて顔面蒼白になったりしています。
しかも、コロナの話が出た時点で全て売りさばいた人はごく少数で、大半は最高値からは大きく減った状態で売っています。
これを見るに、減った現金を僅かに利確して、高みの見物をしているくらいなら、初めから現金を厚く持っておけばよかったのでは?と思ってしまいます。
事実、余裕のある現金を温存していた私は何も動揺することなく、急ぐこともなく、少しづつ株の買い増しをしています。
一極投資はしない
これも暴落時に狼狽しないための基本です。
例えですが、今回のコロナで大打撃を受けた産業の銘柄に一極投資してた、なんて人がいたら今頃、回復を震えて祈りながら待つか、爆損損切するか、の苦渋の決断に迫られているではないでしょうか?
一方で投資信託やETF、または優良企業十数社に分散して買っていた人は、未だ大半は狼狽の域に達していません。
これは間違いなく、分散効果のお陰です。
ちょっと前まで広く分散する投資家に対し著名投資家ウォーレン・バフェットの言葉を借りて「分散とは無知へのヘッジだ」なんて言っていた人達がいたそうですが、今も同じこと言ってるのでしょうか?
少なくとも私は今回の暴落で、以前より分散の大切さが身に染みて理解できました。
暴落で退場しないためにも、好況時から分散投資を心がけましょう、と今は、自信を持って言えます。
不安なニュース、扇動はシャットアウトする
直近のコロナの騒ぎを見ていれば分かると思いますが、TVは視聴率のために、インフルエンサーは売名のために、必死にどこまで真実かわからない新型コロナの恐怖情報をバラまいています。
やれ、世界の経済は崩壊するだ、新型コロナは不治のウイルスだ、などと宣っています。
高みの見物中の元投資家が偉そうに損切の講釈垂れたり、世界経済を憂いたり、逃げ遅れた人に同情した振りをしています。
確かに影響はどこまで及ぶか分かりません、私だって恐ろしいです。
ですが、どこまでが真実かなんて実際に感染したり、感染した方の治療に当たっている訳ではない私らには判断できません。
さらに、非常に申し上げにくいのですが…ぶっちゃけますと
こいつらの情報が長期投資する上でなんの役に立つんでしょうか?
いや、まじで
長期投資家には、マジでどう考えても役に立たない情報じゃないですか?
だって、この人ら長期投資を邪魔することしか言ってないですからね。
長期投資に足を踏み入れた以上、ちょっとのことには動じない覚悟で始めたはずですよね?
なのに、こんな奴らにちょっと脅されただけで、もうやめるんですか?
もう、不安を煽るニュースアプリは削除、不安を煽るTV番組、YOUTUBE、ブログは観ないようにしましょう。
欲しい情報だけ探しに行けばいいんです。
長期投資家は無駄な雑音をカットして、いつも通りの自分で決めたルールによる買い増しを実行するだけです。
ただしこれは、新型コロナに対して何もしなくていいって言ってるわけじゃないんです。
当然ウイルス予防は万全にして過ごしますし、もしもに備え、現金の余力も残します。
最低限の感染情報くらいも拾います。
ただそれだけです。
賢明な長期投資家なら、不安を利用している連中に乗せられ、胡散臭い予防法を試したり、食料品を買い占めたり、果ては株を全て投げ売ったり、などのパニック行動に走る必要は無いと思います。
暴落への心構えを説明している書籍を読む
私が動揺していない理由として、長期投資を始めるきっかけになった書籍の影響があります。
運の良いことに、それらの書籍の著者は全て「長期投資において暴落相場は必ず来る、そして長期投資のパフォーマンスを上げたいなら、意地でも暴落相場で売らずに定額積み立てること」みたいなことを口を揃えて言っていました。
恐らく長期投資を勧める本なら、大体同じことを言っていると思います。
正直、他にも重要なことが一杯書いてありますが、暴落局面で強く思い出すのはこういった文章ですね。
最初に読んで、最も影響された書籍がこれらだったから、今も全く動揺していないのだと思います。
そして、暴落時にはこれらの暴落への心構えを説いた書籍をまた読み直して、初心に帰るのがいいかもしれません。
ちなみに私が投資を始めた初期に読んだ書籍で未だに投資の考えの根幹となっている書籍は
全面改訂 ほったらかし投資術
あたりです。(一部著者が重複しております。)
知識ゼロの人でも読めるようにインデックスへの長期投資を説明しており、同時に暴落への心構えやリスクへの考え方をしっかり説明しております。
お勧めですので、これから投資される方の心の準備や自分の投資スタイルが解らなくなってしまった方、とりあえず投資始めたけどいきなりの暴落で動揺している方は、一読してみると良いかもしれません。
まとめ
直近のコロナ騒動で狼狽えそうな長期投資家または長期投資志望の方は
- 長期投資の意味を再確認すること
- 余裕のある現金を保有すること(なければ貯める!)
- 投資先は分散すること
- 不安を煽る連中は無視すること
- 長期投資を始めるきっかけになった本(ブログ)を読むこと
を実行してみると思った以上に心に余裕が出来ると思います。
今、全部できていなくても、少しずつ実行していけば大丈夫だと思います。
不安を取り除いて少しづつ、株を積み立てていきましょう。
以上で記事を終わりたいと思います。
少しでも今回の暴落で悩んでしまっている方の助けになれたなら、記事を書いた甲斐があったと思えます。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それでは良き投資ライフを!