投資

投資する人がやってはいけない行動【知人の話】

どうも、意識低い系会社員のぽんたです。

自分は当初、周囲に株式投資をしていることを公言していました。

ですが、一部の方から市場の調子良い時期は「株式投資はギャンブル、真面目に生きなよ」などと言われ、下落時には「最近、株の調子はどう?w」「何でピークで売らなかったの?w」などと聞かれるので答えるのも面倒くさく、最近は一切公言しておりません(笑)

この公言していた時期の話が知り合いに伝わり、株の悩み相談を受けましたが、内容があまりに酷く株以前の問題であったため、本当にこんな見本のような人がいるということに驚いたと同時に、皆さんにも気を付けて貰いたいと思い、多少ケースを加工して今回の記事とさせていただきます。

ちなみに、この知人は結婚して子供も三人おり、新居を構え、家族で暮らしております。

ここだけ聞くと、皆が羨む家庭ですね。

で、そんな知人の相談の内容がこんな感じ

  1. 嫁の意向により、子供は全員習い事をさせている
  2. 新居を建て、数千万の住宅ローンあり
  3. 出世のため、上司との飲み代は月2万円
  4. つみたてNISAをやっているが銀行員任せ
  5. 嫁に内緒の貯金を全て個別株2銘柄に投資

と、なります。

この状況で首が回らないから、なんか良い手はないか?とのこと

正直、投資する人がやってはいけないことの詰め合わせパックのような内容となっており驚愕しました。

①~③は投資とは関係ないですが、投資でリスクを取り過ぎているので余計に危険なことになっています。

1つでも当てはまっていたらマズイと言うわけではありません、あくまで、連鎖していることが良くないと言う話です。

というわけで、この知人の給与手取りを20万と仮定して、これらの多重出費がどれだけ不味いか検証してみます。

また、この検証に出てくるお金の数値は全て仮の数値であり、実際の数字ではありません。

嫁の意向により、子供は全員習い事をさせている

これは、知人の嫁が子供にどうしても習い事をさせたいとのことで泣く泣くやっているとのことです。

一人当たりの習い事費用は、およそ月1万円だそうです。

一人はまだ小さく、習い事はできないそうなので、現状月2万円になりますね。

まあ高いですが、まだ、なんとかなりそうな金額ではあります。

これに関しては私は独身なので、正直口を挟むことではないと思うのですが、本当に必要なんですかね?と思ってしまいました。

英会話、塾、プログラミングなんかは将来、役に立つかもしれませんが、家計を逼迫する中で果たして本当に必要なのか?て気はします。

ちなみに、ここまでで手取り残額18万円です。

まだまだ余裕ですね。

それでは次を確認します。

新居を建て、数千万の住宅ローンあり

知人は貯金がほぼ無い状態で子供三人と嫁を養っています。

なぜ貯金が無いかと言うと、どうやったのかは知りませんが、嫁に内緒で貯金の大半を個別株にぶち込んだそうです。

貯金が全く無いは誇張だと思ってますが、多く見積もっても貯金残高200万といったところでしょう。

そこに数千万の住宅ローン、それも月払い額はほぼ10万円だそうです

彼がもし仕事を失った場合、住宅ローンの支払いだけでも2年しか払えません。

正直、私は持ち家、賃貸論争に興味はありません。

ただ、ひとつ言えるのが、その住宅ローンで破綻する可能性が無いなら本人の自由では?と思います。

ですが、万が一、破産の可能性があるなら不味いですよね。

知人は正直破産があり得る状態です。

ですが、こればかりは仕方がありません、大人しく払っていくしかないでしょう。

さすがに家族みんなの夢のマイホームを売れる内に売って、賃貸に住めとは言えません。(投資系の人、平気でこれ言う人いますけど、さすがにどうなんでしょ?)

できることと言えば、無駄な出費を減らすことだけです。

というわけで月10万円のローン支払いも確定です。

ちなみにここまで、手取り残額8万円です。

それでは次に行きます。

出世のため、上司との飲み代は月2万円

知人曰く、上司との飲み会は出世して家族を支えていくための先行投資だそうです。

つまり、有能そうな上司たちへのゴマすり飲み会代だそうです。

ですが、知人のここまでの出費を見る限り、すでに手取りの半分近くが流出しており、毎月高額な酒を飲んでいる場合ではありません。

というか、今の日本企業で毎月数万円を支払って出世したところで、どこまで恩恵があるのかわかりません。

これからの日本企業は管理職減らしに走るため、席は減って行きます。

高級を取るだけのオッサンは要らない時代だそうです。

さらに、日本企業全体が成果主義に向かっているため、媚を売っているだけの人は、そもそも出世しなくなります。

そして出世しても、しなくても、45~50歳でリストラされる時代も来る可能性が高いと言われています。(というか既に東証一部上場企業でも何社か始まっています。)

だから私は会社への忠誠は程々にして、投資や副業をした方が良いと考えており、出世のために少なくない金を使うなんて言語道断だと思っています。

という感じに説得してみましたが(もうちょっとソフトに言いましたが)、本人の意思は固く、飲みにケーションは絶対やめないとのことなので、さらに追加出費2万円も確定となりました。

ここまでで手取り残額6万円です。

続きます。

つみたてNISAをやっているが銀行員任せ

つみたてNISAは本ブログでも推奨しておりますが、この知人のような状態の人にはお勧めしません。

完全に重石でしかありません。

せっかくの優秀な投資法すら、出費を抑えられない人には重石になってしまうんです。

私ならどうしてもやりたかったら、会社の飲み会を断り、子供の習い事をやめさせます。

それができないなら、つみたてNISAはやらない方が無難です。

大人しく住宅ローンの返済にあてましょう。

さらに言うなら、知人は満額投資しているにも関わらず、投資先は知らないそうです。

なんでも銀行員に一任しているとのこと

自分のお金です、投資先も知らないとか正気の沙汰ではありません。

それに、銀行任せは正直危ないです。

なぜなら銀行員に一任すれば手数料の高いアクティブファンドを買わされる可能性が高いからです。

それも優秀なアクティブならともかく、銀行は商品ラインナップが少ないので、最悪インデックスに劣後したポンコツアクティブを知らず知らずの内に買わされるリスクがあります。

また銀行員は自分の投資先に興味もない人はカモと判断して、いずれ別の儲け話を持ってきます。

どんなに良い人そうでも関係ありません、本人の意思関係なく上司に命令されるからです。

この儲け話というのは、銀行が儲かる話で、顧客が儲かる話ではありません。

と説明はしてみましたが、知人曰く「面倒だからこのままでいい」とのこと(-_-;)

というわけで、ここまでで手取り残額3万円となりました。

そして最後に、ここから食費、光熱費、通信費、衣類費、教育費、保険代などを引いて考えると

どう考えても10万円以上マイナスになります。

(正直ありえないんですけど…誇張して喋ってたのかな?)

嫁の復職まで少ない貯金食いつぶす計算なのかもしれませんが、コロナ騒動で社会がどうなるかわからないことを考えると本当にぞっとします。

ですが、知人の話はここで終わりません。

嫁に内緒の貯金を全て個別株2銘柄に投資

先に少し触れはしましたが、極めつけはこれです。

毎月マイナス収入の人間がこれは、さすがにヤバイです。(語彙力喪失)

何より投資先もヤバいです。

1社は伏せますが(とはいえこれも…)、もう1社は

日産自動車(7201)です。

 

やっちゃいましたね、日産

 

どうも話を聞く限り、カルロス・ゴーン騒動の直後の下落初期段階から多額のナンピン買いをこの銘柄に繰り返し、貯金が底をついたとのこと。

※ちなみにナンピン買いとは、株価が下がった時に株をさらに買い増すことで、取得単価を下げる技法のことです。

知人曰く「配当に目が眩んだ」とのことです。

 

しかも、日産はこのナンピン買い後に減配しました。

(ノ∀`)アチャー

 

当時の配当利回りは6%近かったと記憶しておりますが、今は配当利回り2.7%です。

しかも期末は無配とのことなので、この先コロナのダメージ次第では、完全に無配化すると思います。

そうなった場合にはさらなる株価下落を喰らうことになるでしょう。

というか、この会社リーマンショック時もさっさと無配化を選択しているので株主を完全に軽視しています。

このように、高配当銘柄を買う上で、配当利回りのみでの思考停止購入は不味いです。

最低限このくらいは確認したほうがいいです。

  • 事故銘柄では無いか?
  • リーマンショック時に無配(または大幅減配)にしてないか?
  • 売上高は好調か?
  • 営業利益は好調か?
  • 配当利回りは高すぎないか?(5%以上は業績や財務状態を疑った方が良い)

他にも見るべきことは沢山ありますが、最低でも、このくらい見ておけば日産のような罠銘柄を大量に仕込むようなことにはなりません。

現に、日産はこの条件を一つも満たしていなかったので、私は投資候補からずっと外していました。

知人の場合この選択も最悪でしたが、もう1社も不味く、成長中の振興銘柄に残りの隠し貯金をぶち込みました。

これが上手くいけば一発逆転の投資法です。

ですが、予想通り、その振興銘柄は事業が上手くいかず暴落しました。

知人は結果的に、たった2社の危険株に自分の貯金全てぶち込んで、大方の予想通り暴落しました。

分散もせず、ほんの少しの投資の勉強もせず、投資すると、こういう結果が待っています。

今は配当もろくに貰えないまま、コロナ影響も受け、数百万のマイナスで塩漬けしているそうです。

ちなみに、これに関しては後の祭り過ぎて、アドバイスすることがありませんでした。

強いて言うなら、それらの銘柄にナンピンはもうするな、とだけ伝えました。

おそらく更なる傷を負うだけなので

ここまで傷を深めた以上、損切りも既に手遅れだ、とも伝えました。

日産に関してはリーマンショック後、株価も配当も回復したので、懲役刑のつもりで塩漬けして祈るしかないでしょう。

戻る保証はありませんが。

最終結果と対策

最終結果

 

知人のここまでの出費を纏めると

 

毎月収支-10万円+個別株含み損数百万円

 

となりました。

これは圧巻ですね。

今回のケースは多少加工してありますが、実態も大体同じ状態です。

 

私なら夜眠れなくなっていると思います。

 

対策

 

ここまで行くとやれることは少ないのですが、現実的な対策はこんな感じになります。

  • 出世飲み会は一切断る
  • 子供の習い事をやめる
  • みたてNISAを停止する
  • 個別株はもう手を付けない

それと今回の記事の内容とは別に

  • スマホは格安シムにする
  • 保険は会社の団体保険等の格安保険にする
  • 無駄なサブスクリプション(月額サービス)は切る

などのことを即座に実施し、住宅ローンの返済に全力を傾けましょう。

それ以外に回すお金は無い状態と判断します。

 

腹を括りましょう。

 

それと、最後に補足するなら、投資をしたい人は最低でも

  • 無駄な出費を減らしておく。
  • 月の収支を計算し、プラスであるか確認する。(もしマイナスなら投資は諦める)
  • 最低限の投資の知識は身に着ける。

くらいの事前準備と調査はしましょう。

最低限の知識とは、まず、インデックス投資に関する書籍を読むことをお勧めします。

初心者向けに書かれており、投資の心構えや考え方、節約の基本が大体網羅されているので、これから投資したい人は一冊読んでみることをお勧めします。(一応、記事下にお勧め書籍リンク張っておきます。)

以上で、今回の記事を終わります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

少しでも楽しんで読んでいただけたなら幸いです。

それでは良き投資&節約ライフを!