どうも、高卒投資家ぽんたです。高卒が一人でデータ眺めて、つぶやいて納得する自己満足ブログへようこそ。
なんだか世界の株価が偉い勢いで成長しておりますね。かくいう僕の口座も短中期銘柄をある程度整理したにも関わらず自分史上最高の含み益を叩き出しており…
正直、気持ち悪いです。
コロナショックの数か月前もこんな感じでしたね、異常に口座が膨らんでいく高揚感がそっくりです。どんなクソ銘柄でもほぼ全て含み益だった、あの感じ…やっぱ不気味です。
さて、いつもの小言も終わったところで本日の記事は今年より始めた毎月一回の恒例記事です。
内容はタイトルの通り
- 1月末に買い付けた銘柄の紹介
- 世界のバブル状況の確認
の二つです。
①では購入した銘柄の紹介と購入動機を説明します。
管理人は毎月末は株価の高さは関係なく長期銘柄を仕入れます。これにより暴落や暴騰にビビッて投資しなかった場合の機会損失を減らすことが目的です。株や債券は長期では上がり続けると信じておりますゆえ、この手段を採用しております。
ただし世界の株価水準や時流により投資先を早めに少しづつ調整するよう心がけています。何かのジャンルに絞って一極で投資を続けることはありません。そして買い付けた長期銘柄は「基本」買い替えはしません(大失敗だと判断した時のみ実施)。また一度に同じ銘柄を沢山買うこともしません、これは急な値動きによる狼狽売りを防止するためです。
②では日米の株価の指数を確認して暴落の兆候がないかを確認します。
この調査で世界の株価水準を知っておくことにより一部の中期銘柄の利確や①の月末長期銘柄選定に反映させます。高すぎると判断した場合は翌月末の買い付け銘柄は債券、コモディティ、割安株が中心になります。安いと判断した場合は株指ETF、成長株、場合により高配当株が中心になります。(ここ最近で安いと思えることは殆どありませんでしたが…)
それでは、さっそくやっていきましょう。
目次
1月末に買い付けた長期投資銘柄の紹介
まず以前の記事にて12月の株価水準の判断を実施しました。
その結果では「株価水準は鬼クソ高い」と判断しました。
それゆえ1月末の買い付け銘柄は
- コモディティ
- 債券
- 割安株
となります。
誤解のないよう言っておきますと市場はクソ高いからすぐさま暴落するわけではありません。そうではなく高いなと思い始めたら買い付け銘柄を安全資産寄りにしたり一部銘柄を整理することで本当の暴落時のダメージを減らすことができると考えているからです。
前置きが長くなりましたが1月末の購入銘柄を紹介していきます。
SLV iシェアーズ シルバー・トラスト
言わずと知れた世界最大規模の銀価格連動ETFです。コモディティである銀に投資できる商品の代表格です。
近年、不景気のあおりを受け資金流入し1年リターンは50%と異常なことに、自分は2年前から投資しており恩恵を受けまくっております。最近なんかアメリカの個人投資家VSファンドの戦いに巻き込まれ異常な乱高下をしたらしいが自分は普段の値動きなんか気にせず冬眠放置していたので、そんなことは知らなかった。
ちなみに市場に資金が飽和していることが原因で銀が再び値を上げているなら最初の高値はリーマン後の2011年あたりが視野になります。
その価格にはまだ到達していません、つまりまだまだ上げる可能性があると考えます。
GDX ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF
世界の金鉱株にまとめて投資できるETFです。
金鉱株とは字のままで金鉱山会社株です。ここに投資するのは実質金に投資するのと同じことです。正確には金の値動きより激しくなりますが。
ここは直近では価格が下落トレンド入りしており低迷中ですが、管理人は長期投資においては関係ないと考えております。理由は銀と同じであり今は金融緩和により、お金が世界に飽和している状態なので数年かけてリーマンショック後の高値を目指すと考えております。
そしてここはSLVと同じくまだまだ上昇余地を残しております。
一時的に売られている今の内に仕込んでおきます。
WT小麦上場投信 (1695)
小麦の市場価格に連動する食料コモディティETFです。
近年までずっと減価を続けていましたがコロナショックを受けて一点上昇トレンド入り。減価をしているのでリーマンショック後の2011年ころの最高値を目指すことはないかもしれませんが、底からの上昇は始まったばかりです。
WTとうもろこし (1696)
とうもろこしの市場価格に連動する食料コモディティETFです。
説明は1695と同じになるので割愛。
前回記事で紹介してからすでに25%ほど上がりました。
ここまで散々説明した昨今のコモディティ事情に加え綺麗な上昇トレンドなのでまだまだ上がると思います。こちらも減価しているので2011頃の高値を目指すことはないかもしれません。
AGG iシェアーズ コア米国総合債券ETF
米国の幅広い債券にまとめて投資できる便利ETF、コロナショックでもほとんど下げなかった鉄壁野郎。分配金利回りも2%ほどはある。
最近は米国長期金利の上昇を受け価格を下げております。これは金利が上がれば金利の低い既存債券の価値が下がるためです。あまり買いたくない地合いではありますが少しづつ買う分には長期では問題ないと考えております。過去も金利に振り回されて上げ下げを繰り返しながらも長期では上値を切り上げているので。
また今は比較的円高なのでいずれ円安に戻ったとき為替差で値下がりをカバーできると考えております。もっと円高になったら?うーん知らんw
今が旬というよりは非常時に備えて購入。長期、長期(脳死)
↓一応、債券の値動きに関する知識を貼っておきます。↓
債券の価格は、原則的に市場金利の動向により日々変動し、変動に伴い投資収益(利回り)も変わります。
債券には、金利が上昇すると価格は下がり、金利が低下すると価格は上がる特徴があります。ですから、金利上昇が見込まれるときは、長期の債券ほど、購入は慎重に判断する必要があります。
余談ですが金利の上昇は銀行にとっては追い風となるので債券を買い増すならヘッジとして現在割安な銀行株を買っておくのも手かもしれません。
BNDX バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF
世界の先進国債券に投資するETF、コロナショックでも下落率はAGGと同程度の9%程度だった鉄壁野郎Ⅱ。
が…直近3%近くあった分配金利回りが急遽1%以下まで低下した。
世界不況による各国政府の国債大量購入による一時的な利回り低下だとは思うが数年続く可能性もあるのかもしれない。当然価格も完全に下落トレンド入り。しかし、いずれも長期ではあまり関係ないと考える。今お勧めかというとちょっと弱いが少しだけ購入したので一応紹介。まあ脳死長期で。沢山買うと含み損が辛くなる可能性があるので割安銀行株と並行してちょっとづつ買い増す予定。
BRK B バークシャー・ハサウェイ クラスB
最後に購入したのは、いわずと知れた伝説の投資家ウォーレンバフェットが率いるバークシャー・ハサウェイ。
すっごい高そうなイメージがあるが実は割安(というより適正価格)。
バフェット自身も過剰な値付けを嫌っており常に株主に適正価格で株を買って貰えることを信条にしている信頼できる会社。正しい意味での株主第一。
そのことから一時的なショックなどで異常に売り込まれて適正価格以下になったと判断すれば自社株買いで適正価格に戻すこともする。
ここは無配だが上記理由より全く問題なし。
投資家の多くもこの会社を信頼しておりホルダーの握力が強いのも特徴。一種の安全資産と考えている。もし暴落がきたら自分は真っ先に安くなったここを買いたい。
後継者問題が取り上げられるがバフェットの精神はすでに継がれていると思う。(バフェットからの手紙第5版を読みましょう!)
ここまでが一月の購入銘柄の紹介です。記事が長くなったので最後に軽く1月末の株価水準をチェックして2月末の投資方針を決めていきましょう。
1月末の株価水準チェック!
それでは一月末の様々な指標が出そろったので株価水準を確認していこうと思います。
いつも通り確認するのは
- S&P500 PBR
- 米国 CAPEレシオ
- マザーズ PBR
の三つ
- は4倍以上なら危険水準
- は30倍以上なら危険水準
- は6倍以上なら危険水準
数値は過去の調整、暴落前のピーク値を参考にして決めています。
またこの三つの指数が同時に低下した時は大きな調整の早期サインとなることが多いです。ここ数年における暴落、調整は全て直前に同時低下しました。詳しくは過去の記事をどうぞ。
それでは確認していきます。グラフなどは面倒なのでシンプルに先月と比較します。
年月 | PBR(S&P) | CAPEレシオ(S&P) | PBR(マザーズ) |
Dec-20 | 4.164倍 | 33.44倍 | 6.3倍 |
Jan-21 | 4.036倍↓ | 33.74倍↑ | 6.7倍↑ |
結果としては、S&P500のPBRが僅かに下げたものの全体としては超高水準維持ですね。
CAPEレシオ、マザーズPBRには大きな変化はなく調整、暴落の兆候は現状ありません、この様子では2月中も大きな下げに見舞われる確率は低そうです。とはいえ準備はしておいて損はないと思います。本来2月は株が弱いことが多いので。
まとめると
- 株価は相変わらずクソ高い
- 暴落の兆しは現状なし(S&P500PBRの低下に他が追従しないかだけ注意)
と言ったところです。以上の結果より2月末の買い増し予定は1月末と同様に
- コモディティ
- 債券
- 割安株
の三つを中心で買い増します。が、途中でも触れましたが長期金利の上昇もあり債券は今少し不利です。なのでそのヘッジとして割安株は銀行業を買うかもです。目を付けている銘柄もいくつかあります。個人的には長期金利が天井知らずに上げ続けるとは思ってないですが、まあ未来のことはわからないので。
まとめ
まとめます。
- SLV(銀ETF)
- GDX(金鉱株ETF)
- 1695(小麦先物ETF)
- 1695(とうもろこし先物ETF)
- AGG(米国総合債券ETF)
- BNDX(先進国債券ETF)
- BRK B(バークシャー・ハサウェイ クラスB)
- 株価は相変わらず過去最大レベルの超割高(特に米国が)
- 暴落の兆候は今のところなし
- 2月末は1月末と同じく高値警戒でコモディティ、債券、割安株を購入
- 割安株は債券の値下がりヘッジに銀行株(orバークシャー)を選定する予定
以上です!
相変わらず株価は高値圏で怖いです。今後しばらくは慎重に運用していこうと思います。また資金に余裕の無い方は、しばらく買い控えて玉を増やすのも選択の一つになってくると思います。
こんなところで本日の記事を終わります。
また次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙♪