投資

先週末の全世界株安の原因…【ヤバイ】

どうも、高卒です。

週末(27日金曜)は日本含む全世界の株価が大幅に下落しました。

一方、安全資産である金と債券は大きく買い戻される形となりました。

理由はワクチン接種が全世界で進み、安堵感と経済回復の最中に再び新型コロナウイルスの変異株が発見されたからだそうです。

変異株なんて過去に何度も発見されてんじゃん?なんで今さら株式市場が反応するの?って気がしますね。

管理人も同じ印象でしたが調べて見ると今回の変異株は中々にヤバそうです。

その名は「オミクロン」

新型の変異株の名前は「オミクロン」だそう。

以下の記事にはこれでもかとくらい恐ろしいことが書き連ねてあります。

南アフリカで、新型コロナウイルスの新たな変異株が検出されたと、専門家らが25日に発表した。ヒトの免疫反応を回避する特性を持つ恐れがあるとして、懸念が高まっている。

今回発見された新型ウイルスの変異株は、これまでで最も激しい変異がみられ、ある科学者は「恐ろしい」と語った。また、別の科学者は私に、「これまでに見た中で最悪の変異株」だと述べた。

(中略)

南アフリカのクワズール・ナタール大学のリチャード・レッセルズ教授は、「このウイルスは感染力が強まり、ヒトからヒトへ感染を広める能力が高まっているだけでなく、免疫システムの一部を回避できるのではないかと懸念している」と述べた。

これまでにも、恐ろしいとされた変異株が、実際にはそうでもなかったという例は数多くある。今年の初めには、免疫システムを回避できるベータ株が最も懸念されていた。しかし最終的に世界を席巻したのは、より速いスピードで拡散するデルタ株だった。

英ケンブリッジ大学のラヴィ・グプタ教授は、「ベータ株には免疫系を回避する能力しかなかった。デルタ株の場合は感染力と、若干の免疫回避能力があった。今回見つかった変異株はその両方の特性を、高いレベルで備えている可能性がある」と述べた。

引用記事:BBC NEWS JAPAN 南アで新たな変異株を検出「これまでで最も激しい変異」

上記記事によれば現状ではよくわかってないことが多いようです。

しかし可能性としては感染力が高く、ワクチンが効かないといった危惧がありそうです。そのため、せっかくワクチン接種が進んだ世界各国は寝耳に水となったわけです。

この新型変異株が大きく危惧される詳細理由は、その急激な変異により人体に入り込むのに有効と言われるスパイクタンパク質が30種ほど変異強化されたためだそう。

この通りであれば世界は再開しかけた経済を再び止めざるを得ないでしょう。

株式市場はそれを恐れたと思われます。

ちなみに過去の変異株との比較するとこうなるそうです。

名称 特徴
アルファ 原種の1.5倍の感染力
ベータ 感染力高
ガンマ 感染力高
デルタ(現在流行種) 原種の2倍の感染力
ワクチン効果減(一部摂取国で再拡大したため)
オクミロン
(新型変異株)
感染力高?(現時点不明、発生国ではクラスター)
ワクチン効果減?(異常多発変異による危惧)

素人目線でみても、上記の通りであればデルタ株なみか、それ以上の脅威と言えそうです。

株価が反応するのは市場の懐疑の現れ

とはいえ過去にはデルタ株の脅威に晒されながらも世界(主に米国)の株価は正にウナギ登ってきました。

いくら危険そうだとはいえ今さら新型変異株で株価が大きく売られるのは違和感があります。

ならばなぜ今回は株価が反応したのか?

原因を考えるとしたら、やはり

株価が限界を超えて高すぎることにより投資家は内心ではバブル崩壊を疑っている

これに尽きると思います。

実際、いつ爆発してもおかしくない爆弾を世界は抱えている状態です。

  • 中国企業に倒産ラッシュ懸念
  • 米国のデフォルト懸念
  • 米国の金融縮小懸念
  • サプライチェーン停滞による物価の大幅上昇
  • コロナウイルスの超変異(new!)

中国の最大手不動産企業である恒大集団はなんとかデフォルトを引き延ばしている状態です。証拠として中国ジャンク債は叩き売られ金利が急騰しています。

米国は尋常でないばら撒きのツケが回って首が回らなくなっています。証拠として米国債は売られています。

米国は行き過ぎた金融緩和を収めるタイミングを狙っています。金融緩和を止めて緊縮に向かえばハイテクを中心に株は下落します。米国の株高はハイテクによるものなので米国株は低迷期を迎える可能性があります。

世界中で部品は供給されず原油価格や素材価格が高騰しています。メーカーは現状、製品への価格転嫁を堪えていますが、いずれ限界がきてあらゆる製品の価格が高騰する可能性があります。

こうして世界は物価上昇のインフレ兆候にあるにも関わらず経済は持ち直していません、これでは生活は苦しいまま(収入が増えない)物の価格だけがあがるスタグフレーションとなり消費者の財布にお金はないのに製品価格がだけが上がるため物は売れず、企業の利益は下がります。当然、長く続けば経済は衰退します。企業が悪決算を連発するようになるため株価はスタグフレーションが解消するまでの間、長期低迷を迎えます。

コロナウイルスはいくら対策を強化しても無限に変異してしまい、ジリ貧の様相を呈してきました。この戦いが延々続くなら、上記のスタグフレーションも手伝い、経済が先に倒れてしまいます。

しかし、これだけの問題を抱えたままコロナも初期の内から経済回復期待の先行だけで株価がウナギ登ってしまったのです。

ですが大方の予想に反して経済はさほど回復せず、コロナは進化を続け、物価は上がってしまいました。株価だけが現実と全く異なっている異常事態であり、どう考えても爆弾トスゲームです。

米国のあらゆる経済指数はサブプライムショック直前を上回る高騰を示しています。米国株式のPER,PBR,CAPEレシオなどはサブプライムショック直前の同数値超えとなりました。

機関投資家はバブルに浮かれて買い方が80%付近(直近最大で77%)の事実上のフルポジ状態です。歴史上、株式市場の暴落前は機関投資家のポジションがフルポジ(80%付近)になるそうです。

これだけの爆弾を抱えたまま株式バブルは絶頂なので、今回の新型変異株のような爆弾の一つに火が付いただけで市場が反応するようになってきたのではないでしょうか。

今回株価は暴落するのか?どうすればよいのか?

暴落するかは現段階では判断不可能です。

すぐに反発するかもしれないし、このまま暴落するかもしれません。

  1. オミクロン株が思ったより大したことない、という結論になって株価がまた反発するかもしれません。
  2. オミクロン株が最強最悪のコロナウイルスでありワクチン無効!なんて話になれば、爆弾を抱えた株式市場は暴落するかもしれません。

①の場合は爆弾トスゲームは延長となりますが懐疑を抱えたままの異常な株高は継続となり、株高につられた投機熱はさらに白熱、より危険な限界状態となります。よって次の爆弾にちょっと火がつくたびに今回のように株式市場が反応するようになるでしょう。この場合もあくまで延長戦になるだけで最後にはどれかの爆弾が爆発し市場にきっちりトドメを刺すでしょう。

②の場合は全世界の株価下落が連日続きサーキットブレイカーが発動、ジャンク債は叩き売られ金利が大幅上昇、各国政府はすでにコロナ対策でばら撒く資金に限界が来ており市場への資金注入ができないため株価の下落に歯止めをかけられず今度こそ回復まで長い時間がかかる不景気へと至るかもしれません。

これらに対し個人としてできる暴落への対策(備え)としてはレバレッジのかけた商品などは換金して保有を減らし、現金比率を高めたり株式長期低迷に備え今からでも金の現物購入を始めても良いでしょう。

度胸があるなら航空産業などのコロナで影響を受けそうな産業へ多少なり空売りを仕掛けておくなども手となります(管理人は短期投資が下手くそなのでやりませんが)

もっともっと度胸があるならテスラのようなアホクソバカ高い株に空売りを仕掛けると良いでしょう(こちらもお勧めはしないですが)

終わりに

以上が先週の全世界株安に対する管理人の考えです。

正直、タイトルで煽りましたが管理人は今回の新型変異株での暴落は無いと思っております。

散々コロナに脅かされた世界が今さらちょっと強い新型変異株の出現程度で暴落に至るかと言えば、ちょっとそれは想像できないからです。

あるとすれば新型変異株の威力が「ちょっと」どころではない、別物の次元になっていた場合のみであると思います。

とはいえ、今回の変異株の件を市場が生き延びたところで管理人は今の株式市場が限界であることは間違いないし、中国経済は胡散臭いと思っているし、世界でスタグフレーションは始まったし、コロナは今後もさらに進化すると思っているので爆弾トスゲームには参加せず今後も節約生活を送りながら現金比率を増やしつつ底打ち反転激安銘柄や金現物でも買いながらダサイ成績を出し続けてツイッターレバナス投資家さんの背中でも眺めて安いお茶でも啜ってようと思います。

そんなところです。

それでは、また次の記事で会いましょう。

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高卒投資家
高卒投資家です。 投信、ETF、金現物がメイン投資先です。 株ブログですがもっとも最高の投資先は純金だと思っているゴールド投資家です。
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