高卒です。
たまにSNSの自己紹介等でこういった痛い表現を見ます。
- バフェットの新規購入銘柄をミラーして億り人目指します!!
- 〇〇さん(インフルエンサー笑)のミラー投資で億り人目指します!!
- レバナスで10年で億り人!魔神ホールド!!
まじんほーるど(恥///)
管理人の考えではこういった方々は十中八九、億なんて単位には届かないと思います。
なぜかというと単純に他人の公表した手段を猿真似ている時点で大きく出遅れているからですね。
場合によってはその情報を得るためにインフルエンサーに無駄金を払ったり、酷く高リスクな投資を安全と偽ってやらされたりしていることすらあります。
まあ、他人の考えでしか投資できない人にはそういった地獄が一番お似合いなのですが。
猿真似では大きく勝てない
ウォーレン・バフェットの猿真似
例えばバフェットに憧れ、バフェットの真似をしようとする人も結構いますよね?
この人はバフェットが個別株を購入した知らせを知って慌ててその銘柄を買い付けます。でも世界中の人が同じことを考えて一斉に買い求めるので素人の猿真似投資家が買ったころには20%以上値上がりしていることが殆どです。
猿真似投資家が、その個別株から拾える儲けは多くて5~10%程度に収まってしまうことが殆どです。まあ損しないだけマシですが恐らくその成果はインデックス投資と大差ないか、それ以下でしょうね。
それに過去からバフェットが持っている所謂バフェット銘柄、これなんかは投資するとけっこう高確率で損します。
なぜならバフェットはその銘柄が注目されてない安い内に買っているからです。それを今から真似てポートフォリオに組み込んだところで大して儲からないか損します。その証拠にバフェット自身は昔に買った銘柄は大概買い増ししません、それはバリエーションが高いからに他ならないからです。
つまり何かっていうと結局儲かってるのは保有銘柄を公表しただけでイナゴが株価を更に後押ししてくれるバフェットだけってことですね。
投資情報系インフルエンサーの猿真似
次に投資情報系インフルエンサーの猿真似ですね。これなんか個人的には一番意味不明です。
特に誰とは言いませんが頻繁にあれを買うべき、これを売るべきと言った情報を流すインフルエンサーがいますが、こういった情報を流す人の予測は数打つ鉄砲でしかなく的中率はせいぜい五分五分程度の印象です。
この手の予測家は大して当たらないくせに挙句の果てには「タイムリーに私の情報が欲しければ○○に有料登録してクダサーイ」とか言い始めます。
管理人から言わせれば金払ってまで、お前の当たらない情報なんかいるかって感じなんですけどね。
でも金払ってまでその当たらない情報買ってる人もいるんですよね。自身ありげな表情や表現に騙されるんでしょうか?
というか投資系インフルエンサーの情報買ってる人はきっとただのバ〇なんじゃないかと最近思ってきました。
ただでさえ当たらない予測に加えて月額課金とか何のバツゲームだよって思います。これならバフェット猿真似のほうが全然マシ。
ていうか絶対指数ETF買ってたほうが儲かるだろ。
レバナスの猿真似魔神ホールド
そして最後は流行りのレバナス魔神ホールド(笑)
こちらもどうやら発端は投資情報系インフルエンサーっぽい。興味ないし知らんけど。
これだってそうです。提案した本人はある程度早くからレバナスに目を付けて買っていると思われるので大きく利益が出ているのは事実だと思います。頭良いと思います。
で、レバナス投資法を思いついた本人は当然ですが自分でその効果をテストしたと思います。その結果がかなり良かったのでネットに公表したところバズったという流れでは?
そしてバズりすぎてSNSのバカ手投資家がガンガン真似しだしたのが現在の流れと言ったところか?
しかし面白いことにSNSでバカ者中心にレバナス魔神ホールドがバズったころにはNASDAQは最高値を超えられなくなっていましたとさ。
見る人が見れば米国の無尽蔵QTが背後に控えている中でNASDAQも過去最高値を超えられないというのは死亡フラグなのでレバナスなんて全く買いたくありませんが、残念ながら自分で考えられないバカ者中心の猿真似イナゴにはそんな判断不可能でしたとさ。
当然、待っていたのはNASDAQ下落とそこからの低迷。最近ほんの少し反発しましたが依然として最高値は空高く、欲しくない状態には変わりない。QQQやVGTやVUGなら逆張りに一口買ってみるくらいありかもぐらいの状況。
まあ、やっぱり猿真似投資は儲からないってはっきりわかんだね。
終わりに
他人の猿真似投資なんてほとんど儲かりません。
初心者は大人しくVT(全世界株式)でもドル・コスト平均法で買い付けてまじんほーるど(笑)しましょう。というか初心者でなくてもこれが最強に近い手法です。
それ以上のことをしても大抵無駄に終わります。
最悪、ただ財産を大きく失って市場撤退がオチでしょう。
以上です。
それでは本日の記事はこんなところです。
また、次の記事でお会いしましょう。