どうも、高卒です。水曜恒例雑談記事です。
普段見もしないTVを付けたら突然、三菱自動車リコール!のニュースが目に飛び込んできました。
報道の内容は非常にシンプルであり
三菱自動車が生産するekシリーズ(軽自動車)などでECUやバッテリーにトラブルがある可能性があり、最悪の場合は追突や火災のリスクもあるとしてリコール申請したようです。
これを聞いて世間の皆さまはどう思うでしょうか?
きっとこう思うでしょう。
- 「ま~た三菱か!」
- 「詐欺会社め!」
- 「自動車会社一品質が低い!」
- 「タイヤが飛ぶんでしょ!」
まあ、ある程度事実です。
ですが、マスコミは思考停止一般人に上記のように思ってもらうためにバカでも分かる非常にシンプルな文章にミスリードを散りばめています。車に多少でも詳しい人なら一目で違和感を覚えます。
この朝日新聞のシンプルな記事が如何にクソなのか解説していきます。
新型ekを開発設計したのは三菱ではない
みなさんOEM供給って知ってますか?
簡単に言うと「他社の製造した製品を他社で販売する」ことです。
そして今回リコールの対象となったekシリーズですが製造は三菱自動車です。なので製造供給しているのは三菱で間違いありません。
が、開発は日産です。知ってました?
恐らくエクステリアデザインは三菱のデザイナーによるものだと思われますが。
さて、ここで元の記事を読んでみましょうか。
三菱自動車は27日、エンジンの制御プログラムに不具合があったとして、「eK」や日産にOEM供給している「ROOX」など、4車種計30万2097台(2019年3月~21年3月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。また、リチウムイオンバッテリーの接続に不具合があったとして、「eK SPACE」と「ROOX」の2車種計2万3255台(20年3~5月製造)のリコールも届け出た
引用:朝日新聞デジタル
まるで完全にek,ROOX(デイズ)は開発、設計、製造から完全なる三菱一貫生産で、結果、供給先の日産に迷惑をかけたようにしか読めない文章となっております。
が、これは少し違います。
正確には日産の設計図通りに三菱が量産して供給している、が正しいです。
これだけで大分記事の印象が変わりますね~(ニヤニヤ)
ためしに元記事を改変してみます。
三菱自動車は27日、日産にて開発、プログラミングされたエンジンの制御プログラムに不具合があったとして、日産の開発設計の下で三菱が製造している「eK」や日産にOEM供給している「ROOX」など、4車種計30万2097台(2019年3月~21年3月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。また、リチウムイオンバッテリーの接続に不具合があったとして、「eK SPACE」と「ROOX」の2車種計2万3255台(20年3~5月製造)のリコールも届け出た
どうでしょうか?すごく印象が変わりました。なぜマスコミはこういった事実に基づいた記事にしないのでしょうか?
記事内に2019年3月~21年3月製造とあります。これらは製造期間から見るに新型ek(三菱)と新型デイズ(日産)シリーズであり、これらの車は日産開発です。
ちまたでは大株主になった日産から開発の主導権を奪われたと言われています。燃費偽装もあったので余計に開発させて貰えなかったんでしょうね。
話が逸れました。
もう一度繰り返します。新型ek,デイズは日産主導開発です。
覚えておきましょうね。
ECUプログラムも三菱の開発ではない
現代の車はかなりの部分をコンピューターに制御されております。
それをECU制御と呼びます。
当然、このECUは技術者によってプログラミングされております。
今回の問題の一つは、このECUのプログラムに不具合があったためです。ちなみにECUはすぐに手直しが効くのでリコールも多くなりがちです。
はて、ECUのプログラムはどこで不具合が混入するのでしょうか?
製造工場でしょうか?それともディーラーでしょうか?
いやいや、どう考えても開発段階での不具合ですよね。
製造では作成されたプログラムが入ったECUを組み込むだけです。この工程で製造者がプログラムを触れるはずがありません。
つまり日産での品質不具合です。これに関しては三菱のディーラーにも電話して直接確認しました。
あたかも三菱が開発、製造で不具合を出しているように誘導するマスコミ報道は本当に気持ち悪いですね。
ek,デイズの悪い所は全部三菱のせいです。良い所は全部日産のお陰です。(笑)
三菱自動車は不祥事、隠ぺい、内ゲバばっかで前社長は車に乗ったこともないクソ天下り社長でランエボ、パジェロ終わらせて国内ラインナップを大幅減らしたり、海外に現を抜かしている間に本来、先駆けできていたであろうコンパクトSUVブームに乗り遅れたりとロクな会社ではないかもしれませんが僕から言わせればマスコミ各社も三菱自動車と五十歩百歩かそれ以下ですね。
クソして寝ろ。
余談ですが、とあるYOUTUBEのek試乗動画ではアクセルを抜いても加速を続けてしまうことを指摘している方もおり、素人が一回の試乗で見抜けたことを日産がテスト走行で見抜けなかったともとれます。流石にこれはどうかと思います。
終わりに補足します。
記事内では今回の件に関し三菱を擁護しているような内容になってますが、別に三菱を贔屓して書いたとかではありません。
特にバッテリートラブルに関しては接続不具合としか書かれていないので、それが製造工程の手順を守らずに発生したのか、はたまた設計の段階で間違っていたのか判断できないので一概に日産が悪いとは言えません(ブレーキトラブルは100%日産が悪いです。)
こちらは発生台数の少なさから組み立て作業者(または専用機のプログラム)によるミスと考えられ、これは高確率で三菱技術者または作業者側の品質不具合と思われます。
なので完全に三菱を擁護する気はありません。そもそも三菱は顧客を裏切り続けてきた企業なのは間違いないですからね。
というか管理人にとって、そんなことはどうでもよく、ただ、マスコミのクソ報道を有難くブログネタにさせて頂いただけですw
ちなみにマスコミは三菱系列企業を憎悪していると言われています。
理由の一つは三菱が戦前からの兵器製造企業だったから(マスコミは基本反日、反戦主義)だとか、現在もお国とべったりだから(マスコミは反日)だとか色々言われていますが正確なところは分かりません。
そんな根拠の無い妄想はどうでもいいんです。
しかし、マスコミが叩きやすい弱体化した企業相手に執拗に弱い者いじめ偏向報道をしている、という事実だけは確かです。
マスコミという存在は不愉快しか生みません。もうTVも新聞も需要が無くなっていることですし、さっさと無くなって欲しいものですね。
以上です。
それでは、次の記事でお会いしましょう。