高卒です。
今週末も日米ともに残念ながら下げで終わってしまいましたね。
ちなみに管理人のポートフォリオは円安による米株高+ゴールド高、その他利上げや社会不安に対し堅牢な銘柄達の奮闘も手伝いビクともしていません。(円安の恩恵を受けない一部日本株はくそボロボロですが仕方ない 笑)
ちなみに今の市場は上記の通り過剰な円安も手伝って一年、いや半年以上米国株指数に投資していればプラス圏の環境にいるはずです。
画像引用:モーニングスター
上記画像の赤枠の通り投資開始半年目の人でも辛うじてプラス圏です(マイ転するのも時間の問題だと思いますがS&P500なら長い目では気にする必要もないでしょう)
しかし世の中には、そんな現状有利な米国株ですら大幅なマイナス圏へ転落してしまった方々が存在するそうです。
そう、グロース株レバレッジ一極投資勢ですね。
そして、そのレバ民たちは今は阿鼻叫喚となっており大半のレバ民には「覚悟」も「不況の想定」も無かったことが露呈していまいました。
8割のレバ民たちには「覚悟」が無かった。
グロース株レバレッジ…。
もっと言うと米国ハイテクや中国ハイテクにレバレッジをかけたものです。
特に後者(中国ハイテクレバレッジ)は、米国株を上回る地獄のような状況に陥っているそうです。
なんでも年初来マイナス70%とか。ちなみに米国ハイテクレバでも年初来マイナス30%です。
いやーきっついですね。
管理人なら夜も眠れないし多分、夜な夜な吐きます。
総資産大幅プラス圏ってやっぱ最高ですね。
ちなみに後者の中国ハイテクレバ銘柄(CWEB)に対し検索すると、やれ「上場廃止」だの「絶望」だの「償還」だのといったワードが出てきて笑えます。
ETFなら無価値になる可能性はないとか言ってたのに、今現在、無価値になる可能性に怯えているという、喜劇ですねこれは。
え?人が損しているのにバカにするな笑うなって?
いやいや笑いますよ、だって投資は自己責任です。
自己責任でやる以上、レバレッジが危険なことは百も承知なはずです。
なのに8割のレバ民は欲の皮が張りすぎてリスクを見て見ぬ振りしただけです。
事実、レバナスやCWEBなどが調子の良いうちはこんなことをよく言ってたそうですからね。
- ハイテクは値下がらない現代の安定株だ!(イミフ)
- 仮に暴落したとしてもすぐに回復する!!!
- 下げ場面は買い増し場面!!長期で10倍!!!
- しかもレバ2倍なら安全!!3倍は危険!!!!(イミフ)
こんな主張でツイッター上(5ちゃん投資スレも含む)は溢れかえったらしいです。
酷いですね、どの主張も管理人には意味不明です。
誰か日本語に翻訳してほしいくらいです。
管理人は投資に関してはSNS断ちしているので、こんなバカな流行は殆ど耳に入らなかったですが、かえって良かったようですね(笑)
しかし、これはもう間違いなく自己責任ですよね?
リスクを見ないフリしただけで当人たちに自覚はあったのですから。
何も可哀そうではありません。
レバレッジを積み立てる以上、凶悪なリスクプレミアムを得る道を選んだのですから、当然、進む道は茨であり強大なリスクは受け入れなければなりません。
覚悟した以上は「この程度の下落で日和るなよ」って言ってあげたいです。
あなた…覚悟して投資してきた人ですよね…?
レバ勢は不況の想定が甘い人が多すぎた
もっともっと言うとレバ民は「不況の想定が甘かった」、結局、これに尽きます。
とにかく見通しが甘かったんですよ。アメリカのチョコ菓子くらい甘い。
レバ極勢は中学生時代に患った厨二病が完治しておらず、いい年して自分がリスク許容度が高い勇者だと勘違いしていました。
俺って喧嘩強いからよ~負ける気しねえわ。
とか言って教師やその他大人を舐めているクソバカ低能中学生レベルの勘違い、ただの蛮勇であり所謂バカです。
そんな、おっさん(おばさん)厨二病罹患者共は不況の想定がアメリカのケーキくらい甘いので自分ならどんな下落も不況も耐えて保有できると勘違いしてしまいました。
というのもレバ勢の脳内での不況はコロナショックの下落程度の認識しかないからです。
コロナショックのように、
- 一気にバーン!と下がって。
- 一気にバーン!と回復する。
こんな想定しかしていません、世の中を舐め切っていますね。
確かにこの値動きの場合、レバレッジ商品が受ける影響は大したことありません。
一時の下げは記録的なものになりますがほんの少し耐えれば、レバレッジ効果で暴落前より跳ね上がるからです。
当然、そんなに甘くないんですがね、アメリカのジュースくらいあまry
ところで、なぜコロナショックでは株価がバーン!と回復したのでしょうか?
それはFRBが守ってくれたからに他なりません(FBIじゃないですよ?)
コロナショックて実はそれはそれはヤバかったんですよ、あんなもんでは済まないはずでした。被害はリーマンショックを超えてもおかしくなかったのです。10年を超える長期株価低迷の可能性すらありました。
なのでFRBは背に腹は代えられず、元々限界まで低かった金利をさらに利下げしたんです。
さらに米政府もお金をバラまくという援護射撃を実施、市場は瞬時に投資マネーで溢れました。
これでグロース株に過剰ドーピングが施された結果、株式市場は死の淵にある病床から飛び起きて世界景気も回復するというという奇跡が実現したのです。これはグロースに限らず全ての金融資産に及びました。
しかし、もっとも効いてしまったのはグロース株だったのです。ハイパーグロース株なんていう副作用の産物まで登場していまうくらいです。
しかし、そんな作られた平和は続くわけがなく、ばら撒かれたお金の悪影響はインフレという形で初期の腫瘍となって姿を現します。
そして、このインフレという腫瘍は放置すると癌化し、結果、景気は大幅後退します。
これにはFRBは、またも背に腹は代えられず、グロース株を切り捨ててでも金利を上げてインフレを退治する道を選ぶことにしたのです。
つまり、もっともドーピングの効いていたグロース株は突然、投薬中止を言い渡されたのです。
そうなれば、これからはどうなるでしょうか?
もう、「利下げ」と「金融緩和」というドーピング薬はありません、つまりグロース株は…
「本来の適正価格を目指して、大きく下落する」
これが可能性の高い予測です。
さらにFRBがこの金利操作を誤り、胴体着陸となった場合は、今度は経済はスタグフレーションを起こします。そうなった場合は今度は純金を除く全ての資産が長期間死にます。
つまり、どうあってもグロース株は一旦、若しくは長期間死ぬ訳です。
そのくらいグロース株は高すぎたのです。そんなハイパーグロースならぬハイパーゾンビ状態のグロース株からカンフル剤を取り上げるのだから、当然こうなります。
管理人はブログを始めてから、ずっとグロース株は高すぎると言っていました。
そんな高すぎるグロース株にレバレッジをかけて投資するっていうのはどういう意味を持つのか?
ただでさえ高価格帯のボラティティ高めの資産にレバレッジをかけるなんて正気の沙汰ではありません。
破裂寸前の風船にさらに空気を送りこむような真似ですからね。
こんな手法を思いつきネット界隈に広めた奴は、きっとギャンブル中毒の相当アタマのヤバイ奴だったのでしょう。
以上です。
また、次の記事で会いましょう。