どうも、高卒です。
突然ですが、先日タバコ株の【日本たばこ産業】を100株ほど買いました。
管理人は他にもタバコ株として以前より米国株の【アルトリアグループ】も50株ほど脳死ホールドしています。
ちなみにタバコ株と言いますと、こんなイメージがあります。
- 超高配当
- 時代遅れの時代錯誤銘柄
- 株価が下がり続けている
- バフェット太〇さんの銘柄
最後はどうでもいいとして大体がこんなイメージでしょうか?
特に②、③のイメージが強くあり、世間の評価は正直芳しくありません。一部の人達からはクソダサイ銘柄代表なんて言われております。
が、管理人は、そろそろ買うチャンスかも?と思っております。
世間が見捨てている良好銘柄を安い内に買っておく、これが長期投資の醍醐味ですよ。
というわけで本記事では管理人がタバコ株をそろそろ買っていいかもしれないと考える理由を解説したいと思います。
本記事はタバコ株への積極投資を勧める記事ではありません。
あくまで管理人が「良いかもしれないと思った」という感想文に過ぎません。
テンプレート注意文も書いたので記事へ移ります。
目次
タバコ株の長期チャートには底打ち反転の兆し
以下は日本たばこ産業(JT)の月足チャート(期間10年)です。
画像引用:楽天証券テクニカルチャート
皆さんにはこのチャートがどう見えるでしょうか?
- 最高値の半値以下とか怖っ…
- ゴミ株w下げ過ぎ!タバコだっさw
- そもそも減配したんでしょ?投資価値ないわw
なんて印象でしょうか?
管理人には違う印象に見えますよ!
画像は大きすぎるため半分で切っていますが明らかに過去のチャートと違う部分があります。
10年ぶりに短期線(10カ月)が下落を止めて上向き始めています。
また上の画像では分かりませんが24カ月線も若干上向いています。
これは短期チャートであれば、まだまだ若干信用ならない形ですが動きが緩慢な長期チャートにおいてはゴールデンクロスへ転換を迎えつつあると取れます。(管理人の感想です。)
長期チャートで見た場合に限り5年に及ぶ長い長い下落が終わり、底打ち反転の形に入ったように見えます。
つまり若干、フライング気味ではありますが底打ち判断で打診買いをしても悪くない形であると考えます。
ちなみに長期では反転に入っただけであり短期では上げ下げを繰り返すチャートです。少し下がったら手放すような方針の人は買わない方が無難でしょう。
市場はJTが今後上向くと予想している
日本たばこ産業は2015年より業績を落とし続けて来ました。
これはタバコ規制、増税の繰り返しによるものでしょう。
ですが、その業績の低下にも終わりが見えてきています。
(画像は楽天証券のものです。)
薄赤が実績、薄青が会社予想、薄緑が市場予想(コンセンサス)です。
まず日本たばこ産業自体が21/12の売り上げ高は19年並に回復すると予想しております。
しかし売り上げが伸びたにも関わらず営業利益は減少予想です。これは本社ビル売却や早期退職募集の退職金費用が響いたとのことであり市場は売り上げの回復により来期からは営業利益等も回復すると予想しております。
先ほど紹介した長期チャートはこの予想を織り込んだ長期投資家が買い仕込みに動いたことがジワジワと効いてきた影響だと管理人は考えてます。
実際、市場の長期業績予想と長期チャートは一致しているのであながち間違いではないでしょう。
海外のタバコ株にも同様の傾向
同じジャンルの銘柄と言うものは往々にして日本、海外問わずある程度連動する傾向があることはご存知でしょうか?
例えば
- 米銀行株が騰がり始めると日本の銀行株も騰がります。
- 米空港株が騰がり始めると日本の空港株も騰がります。
この流れは実際に去年起こっていました。
ではタバコ株はどうでしょうか?
正直コロナからは大分回復したものの上昇とは無縁な平凡な日々を送っていました。
が、ここにきて異変が起きております。
以下は米国株アルトリア・グループのチャートです。画像は楽天証券です。
どうでしょうか?
管理人にはJTより少し先行して底打ち反発傾向を見せていると思います。
管理人は記事に書いたかは覚えてませんが(書いた気がしますがサルベージがメンドクサイです)確か7月ごろに反発を予想してアルトリアグループを追加で20株買いました。そしてそれは正解でした。
業績予想にも後押しされて、JTもこの流れに追従すると思ったため追加での100株購入に至りました。
今後、上昇トレンドに確信を得られた場合はさらに追加します。
オマケ談①:タバコは不利な情勢だが終わりではない
何を根拠にって感じですね。
まず感覚的な話をするとタバコの依存性です。
依存性が非常に強いんです。(大事なことなので2回)
タバコの依存症発症率は依存性のある食品、薬物類の中では最高の80%だと言われています。
また、別の複数の研究をみると、さまざまな薬物を使用した際に依存症になる割合は、ヘロイン35%、アルコール4%、覚醒剤20%、大麻9%などとなっている。 タバコに至っては、80%を超えている。 また、10代で大麻使用を始めた場合、この割合は17%程度まで増加することが示されている。2020/09/10
引用:大麻文化科学考 (その 11) – 山本郁男
管理人の勤める会社で見ても確かに昨今の値上げ増税や社会からのつまはじきの影響で数人はタバコを止めました(実は…管理人もこれがきっかけで止めた元喫煙者です。)
が、中途で入ってきた新人が吸い始めたりするので結果、喫煙人口はあまり変わっていません。
晴れの日も雨の日も病める時も常に会社屋外で必死にタバコを咥えています。
最早、修行の領域ですね(一応、納税者なんだからそこまで差別しなくても…て思います。)
そもそも世界でどれだけ規制され敵視されようと麻〇は金の成る木のままです。
飲める場所や時間が限られようとお酒は変わらず売れています。(管理人もお酒は大好きです。)
人の依存性に付け込む商品というものは事実上、根絶は不可能です。
麻〇もお酒もタバコも性サービスも絶対無くなりません。必ず残ります。
ましてやタバコは別に麻〇でも何でもないんですから余計に形を変えて需要が生き残っていくでしょうね。
街中や会社から喫煙所が一切無くなればタバコ販売&喫煙可能で換気、ソーシャルディスタンスの充実した喫煙者専用喫茶店などが増えるだけだと思ってます。
タバコ好きなら会社帰りにコーヒーでも飲みながら一服するために立ち寄るでしょうね。タバコの補充もできるし周りに嫌な顔して露骨に煙たがる人もいないから居心地も良いですし。
※ちなみに上記のアイデアは適当に書いたのですが既に近いアイデアのお店が存在してました。
全席喫煙可能な喫茶店「THE SMOKIST COFFEE」が話題に シャノアールの担当者に開店の経緯を聞いた(外部リンク注意)
それと設置灰皿が完全に無くなれば携帯灰皿を持ち歩くようになるだけでしょう。携帯灰皿ならアウトドアなどでも気軽に吸えるので喫煙者には逆に便利だったりします。
繰り返しになりますが依存物の需要は減ることはあっても無くなることは多分ありません(最近の異常なタバコいじめを見ると絶対とは言い切れないですが…)
オマケ談②:JTの経営は想像より安定している
確かにJTは昨今の規制で売り上げは減る一方でした。
しかし、どういうわけかJTは未だに60%近い高い粗利益率を誇っています。
これは売り上げの60%を利益にできていることを意味します。
支払利息は営業利益のたった5%しかありません。
これは余計な負債をほとんど抱えていないことを意味しています。
これらはタバコ業界の追加投資費用が安いことを意味しています。また競争相手が少ないことも意味します。
なので売り上げの大部分は利益になるし、余計な借金は必要ないんです。タバコ業界が配当を多く出せるのもこれが理由です。(JTは減配しましたが…)
もっと言うと世間のイメージからは地獄のような経営状況だと思われているタバコ業界が実は思った以上に利益を確保できているという事実を意味しています。
まとめ
管理人がクソださいタバコ株であるJT株を買い増した理由をまとめます。
- JTの長期チャートは底打ち反転傾向を見せている
- 市場も今後のJTの業績は反転回復すると予想
- 米国のタバコ株(例としてアルトリアグループ)は既に反転開始
- 米国のタバコ株の反転≒日本のタバコ株も追従の可能性あり
- 依存性のある製品をこの世から完全に淘汰することは困難
- タバコ業界は利益率が良く、つらい局面でも財務は安定できている
以上が管理人がアンチ高配当でありながらクソださいタバコ株を手放さない(それどころか追加投資した)理由です。
ちなみにここまで書いておいてなんですが株はともかくリアルのタバコなんて百害あって一利なしなんで止めておきましょうね。
元喫煙者からしても、とてもお勧めできる物じゃありません。
- 高額
- 臭い
- 発ガン性
- 老化促進
などと言ったデメリット満載の蓄積毒性型の麻〇ですからお勧めできません。
唯一の機能は疲れている時に謎のリフレッシュ感を得られるくらいですね。
しかも、この効果も微々たるモノで実感はほとんどありません。止めた今となってはどんな感覚だったのかも思い出せません。ただただ吸いたいという欲求ばかりが無駄に増えたことだけは覚えています。
まあもし、嗜むならお酒のほうがおいしいし酒類によっては美容効果なんかもあるから良いですよ!女子にもおすすめです。
ただし飲みすぎは健康に悪いし、太るのでNGです!
…なんだか話がずれてきたので、この辺で終わりましょうか(笑)
そんなところです。
それでは、また次の記事で会いましょう。