どうも、高卒です。
本日の記事では高卒管理人がおよそ3年間程度投資を続けてみて損しにくいと実感した投資方法を簡単な解説を交えて5つほどご紹介いたします。
一応、勘違いなきよう言っておきますと本記事で取り上げた方法を取り入れても損しにくいだけでどっかで多少なり損はします。
が、安全性は上がるかと思います。
さて、前書きはどうでもいいんで早速紹介行きまーす。
5位:トレンドフォロー&損切ルール厳守投資
これは個別株に対して行う投資方法です。少し知識と技術が必要です。
詳しくは過去の記事で紹介していますが、上昇トレンド中に個別株を購入して高値から10%下げたら利益確定していくといった手法です。
上昇トレンドの詳しい説明は先のリンクを読んで欲しいのですが、簡単に説明しますと。
- 日経やNYダウのような株式指数がアゲアゲの状態で
- 狙っている個別株もアゲアゲになった状態
のことを指します。
これはフィーバータイム中なので、最初のうちに乗っかることができれば、よほどのことが無い限り勝てます。去年(2020)の年末なんかは正にこの状態でした。何を買っても勝てる状態です。
また高値から-10%で利益確定するのでフィーバータイムの終了の合図に的確に反応して早期撤退できます。
なぜ高値から-10%で損切なのかというと、
- 個別株は利確が早すぎると儲かりにくい(利確直後に反発されたりする)
- 確実に高値付近での早期撤退ができ、塩漬けを回避できる
からです。
また、短期に10%近くガクッと下げた株は、高確率で中~長期間低迷するので大体において引き際として適正な場合が多いです。体感で申し訳ないですが、自分の場合はこのタイミングでの撤退で9割の銘柄は、その後の長期低迷による塩漬けを回避できました。
少しの経験と度胸が必要で、ルールを徹底する面倒さ、長期投資向けではないことから5位としました。
比較的安定して短期で現金を手に入れるための投資法だと思ってください。利回り自体は長期投資には劣るかもです。
4位:金投資
管理人大好きの金です。
キングオブ安定資産。
では、思いつく限りで金投資が損しにくい理由を上げます。
- 高インフレ耐性
- 高デフレ耐性
- 経済ショック時の圧倒的な回復力
- 長年、底値が切り上がり続けており、かつ、底値が固い
- 長期間でも高パフォーマンス、高シャープレシオ
- 経済崩壊時には通貨に取って代わる資産と言われている
以上の理由から当ブログでも何度もお勧めしています。
そして予想通り直近で暴騰しました。
理由は、
- 米国10年債金利の低下、安定
- ビットコインから資金流入
- バブル崩壊へのヘッジ需要
です。
特に金は米10年債の実質金利がマイナスである時に無双の強さを誇ります。最近金利はプラスに傾きかけましたが、結局マイナスに戻り、そこで安定したため金が急激に買い戻されました。
本当は金投資を一位にしたいくらいですが、最近、再度高値圏に舞い戻った金はボラティリティが高くなっているので少しお勧め度を下げました。
ちなみに自分は金の価格に関係なく毎月ドル・コスト平均法で買い付けています。さらに急落した場合はスポットで買い足してます。
3位:100円投資
これもお勧めです。
管理人がどうやって100円投資をしているかは、過去の記事で何度かご紹介しています。
やってることは普通の個別株やETFと大差ないですが、何と言っても一回当たりの投資額が安いことが大きいです。
なんたって100円ですからねえ。
普通なら、こんなタイミングで買わんだろwってタイミングでもホイホイで買えます。そして少なくとも自分は妙にこの100円投資の成績が良いです。正直、利回りだけでみればトレンドフォロー投資より全然良いです。
コロナショックでもマイナス額少なかったですし。当然、現状も高利回り(2年トータルリターン22%程度)です。
やることは
- 好きな個別株を適当に買って放置
- 好きなETFを適当に買って放置
これだけです。
お小遣いからできます。
ジュースやタバコ代わりに如何でしょうか?
ちょくちょく買わないといけないのが手間ですが、スマホゲーム感覚でやれる人にはお勧めです。
2位:米国債券投資
債券は下落へのヘッジの鉄板ですね。
有名ファンドマネージャーのレイ・ダリオは米国の個人投資家は50%以上は長期、中期、短期に分けて米国債券に投資するべきだと言っています。
現在は米国のお金ばら撒きに対する財政への不信から債券は不調ですが、リーマン(サブプライム)ショック、コロナショックを見ればどれだけ債券が鉄壁だったのかが分かります。
例えば様々な米国債券に投資できるETFであるAGGはリーマンショックでは、ほぼノーダメージでした。コロナショックでは下落はしたものの、すぐに値を戻しました。
が、一つ懸念事項があり。
近年の米国債券には投資マネーの集中しすぎによる割高感や米国経済への懸念から大きく売り込まれており、今の米国債券への集中投資は大損に繋がる可能性があることだけは注意したほうがいいです。
1位:確定拠出年金、つみたてNISA
日本人向け投資のド定番です。
どっちもやっていることは同じなので同率一位とします。
- 最強の安定投資であるインデックス投資であり
- 強制的にドル・コスト平均法で積み立てであり
- 節税効果が大きいこと
が、特徴です。
特に節税効果は普通の投資には無い要素です。
普通は利益から税金を持っていかれますんで。
管理人の場合、積み立てNISAがトータルリターン25%程度、確定拠出年金が45%程度ですね。確定拠出年金はビギナーズラックで2018年末の株式市場暴落時に全額海外株式に買い換えたことが原因でとんでもない利回りになっています。
ちなみにこの二つを1位に持ってきた一番の理由は、単純に指数への脳死買い付け、ホールドが最強すぎるからです。投資をやればやるほど痛感してしまいます。
株式市場が完全に死なない限り大損はない
投資信託やETFはこれに尽きます。
安心感が段違いなんですよね。
と、言うわけでインデックス投資の安定感+ドル・コスト平均法+節税の強さから、つみたてNISAと確定拠出年金を同率一位としました。
最後に言い訳を…
繰り返しになりますが
今回紹介した投資法たちは、暴落が来ればいずれも普通に損します。
暴落で損しないのは空売りくらいです。まあ空売りは普段は損する確率のほうが高いですが。
とにかく暴落が来れば損は防ぎようがありません。
債券だって金だって下落します。
ただし、今回の紹介した投資法たちには以下のような下落への耐性があります。
- トレンドフォロー、損切投資 → 暴落初期で最小の損で撤退できる
- 金投資 → 暴落後の復活が最速
- 100円投資 → 投資額が安いので気にならない
- 米国債券投資 → シンプルに下落幅が少ない
- つみたてNISA、確定拠出年金 → 暴落しても放置しかやることがない
こうして見ると一部は損しない、というよりは達観しているだけになっていますが、達観できる投資法はそれだけ安全性が高いということだと思います。
例えば暴落時につみたてNISAを解約する人なんていません。「買い場来たなー、けど定期購入だから買い増しできねーな」くらいのことしか思わないです。
100円投資は慌てて売ろうにも1銘柄当たりの投資額が少なくて売るのが面倒くさくなります。
そして暴落が終わってみれば結構ガッツリ儲かっています。これはこれで損しにくいの定義に当てはまると思います。
なので、こういったインデックス投資や100円投資のような安心感のある投資法で確実に利益を出しながら、その他の金や債券などの投資法でさらにヘッジを強めて行けばかなり損しにくい投資法となります。
と、管理人は思っております。
もし、良かったら参考にして見て下さい。
こんな投資法リターン出ねえじゃんwって思った方。
それも正解です。
自己責任で好きな投資をして下さい。
それでは、次の記事でお会いしましょう。