高卒です。
純金が大きく下げております。
ロシアのウクライナ侵攻より一時純金価格は米ドルベースにて1920ドルに急騰するも、その後反転1870ドルまで下落しました。
管理人は過去記事にて三菱マテリアル公式ブログを参考に「有事の金買い」には手を出すなと記事にしましたが今回も同じ展開のようで安心しました。(豊島さん、いつもありがとうございます。)
筆者は有事の金で金価格が上がっても短命で終わるから慌てるなと説いてきた。有事の金という表現は人の心を怪しく動かすので、セールストークに使われるからだ。有事になってから金を買っては遅い!平時から金を地味に買い増して、有事には必要なら売って現金化して凌ぐのが本来の意味である。
結局、有事に金価格が上がるのはいつも開戦前がピークであり、いざ戦闘がおっぱじまってしまうと金価格は落ち着いてしまうそうなのです。
まあ、そんなことは過去の金価格を見れば一目両全なのですが。
金価格の特徴は、
- 騰がるときは無秩序に騰がり
- 突如、天井を付けて反転
- 底値は硬く、適当(正しい意味の適当)な位置で下げ止まる
て、いう値動きをしがちです。
今回も金価格の急騰ペースは異常であり、どっかの段落で反落することは読めました。
きっかけは以下のようなものかと
- 緊張状態が終わり戦闘状態へ
- 戦闘終了で緊張解除
大体、このタイミングで純金は二度死にます。
ですので基本、有事における金価格の盛り上がりタイミングでは純金に買い場無しです。
反対に下落局面は下値をある程度保証されているのでスポット買いタイミングとなります。
なので管理人も騰がる金を横目に、今は暴落して安くなった株の方を買い集めていました。
このおかげで本日の株価反転の恩恵を受けることができ、久しぶりに気分の良い相場となりました。(JTは失敗してさらに下がりましたが笑)
ちなみになぜこんなカオスな相場で純金は下げて、株式は上昇するのか?
それは簡単で、
- 戦闘状態突入 → 悪材料出尽くしで株買い戻しの純金売り
- 利上げ先送りの可能性大 → 値上がった純金売って株買い戻し
の構図が成り立つからです。
つまり、ここから先は株価の回復が暫く見られる可能性もあります。
一方で純金はどこかしらのラインまで売り込まれる可能性もあります。
結局、極端に下がって安くなったものを買うのが一番間違いないってことですね。
逆を言えば流れに乗ったものを買うのは危険であるということです。
ちなみにこの騒動の最中、ツイッターではいつもの如くイナゴが出現、最近まで米国株しか興味の無かった連中が突如、純金に目を付けて「まだまだ騰がりますよ!!」などと言っている姿を目撃するようになりました。
管理人は内心「今さら買うのかよ…」と冷めた目で見ていましたが、同時に実感したことがあります。
- イナゴが騒ぎ出すと、その投資対象は一時的ピークである。
- イナゴが食い荒らし放置した残骸こそ買う価値あり。
だということです。
例えばイナゴが散々バカにしてきて割安株、そして純金。
今年は磨かれて光輝いていますね。
イナゴが散々賞賛してきたハイテク株(及びレバレッジ戦略)。
今年は土埃をかぶってますね。
イナゴと反対の行動を取ること、それこそが投資で生き残る最も確実な手段なのかもしれないですね。それを実行することは本当に難しく覚悟が必要ですが。
そんな意味ではイナゴ全員がレバナスを見放し、焼け野原になったタイミングこそレバナスを買うチャンスだったりするのかもしれませんね。なんてな。
なんで突然レバナスが出てきたのか?それは管理人がレバナスをいじるのが好きだからです。
以上。
本日の記事はこんなところです。
また、次の記事でお会いしましょう。