高卒です。
先日の米国株式市場は途中までお祭りのようなアゲアゲ相場でしたが一転、下落で終わりました。
- NYダウは-0.8%
- NASDAQは-2.26%
- S&P500は-1.26%
となりました。
当然、現在の日経平均も大きく下げております。
理由はFRBが余計なことを発表したからですね。
米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事はインフレ圧力を低下させる取り組みが「最優先」だとし、利上げを着実に進める一方でバランスシートの縮小を来月にも開始する意向を表明した。
ブレイナード氏は5日、ミネアポリス連銀への講演で、米連邦公開市場委員会(FOMC)は「一連の利上げを通じて整然と、また早ければ5月の会合で急速なペースでのバランスシート縮小を開始することで、金融政策の引き締めを続ける」と述べた。発言は講演原稿に基づく。
要するに、FRBは今年5月には0.5%の利上げと資産圧縮を始めるとの宣言をしたのです。
会見ははっきりとした強い意志を感じる内容であり、実施は確実と見て良さそうです。
これらは株価にとっては悪材料であるため、株が売られました。
ちなみに、これに対する感想ですが管理人としては「意外」といった印象でした。
だってネット記事やツイッターで
- 株式は利上げを織り込んだ!
- 何があっても株しか勝たん!!
みたいな記事や発言が横行していたので、てっきり管理人も市場は利上げを織り込んで上げていくものだと思いかけていました。
それがFRBがわかり切っている事実を再度発表しただけで、また株価が下げたものだから驚いてしまいました。
何がしたいんだよって感じです。意味不明で付き合ってられないですね。
とはいえ、今の株式市場は感覚がおかしくなって頭イカれているので、また2~3日もすれば元通りになると思いますが。
そしてもう一つ、今回の下げにて分かったことは、今の株式市場はすぐに恐怖を忘れてイケイケになって一時的に反騰するもののFRBの利上げイベントのたびに最高値挑戦を拒否される展開が続きそう、ということです。
実際、指数を買っている人は利益こそ出ているものの最高値を超えてはいないのではないでしょうか?
ドル・コスト平均法で買っている人ほど最高値更新ができていないはずです。(管理人のつみニーも一向に最高値を超えません)
それはどこの株式指数も大きく下がってから一度も最高値を超えていないからです。
近づくことすら叶わず、過去の最高値が遠い遠い天井のようになっています。
去年までは連日のように最高値を乗り越えていたのが嘘のようですね。
こうなると指数は弱いって実感します。
そして、よくこんな指数が高値に届かない状況でツイッター投資家(笑)はおろか大手投資銀行まで株式に強気になれるもんだと感心します。
管理人は「今年は株式は弱気」の方針は変わりません。
そして、今後いつまでこの展開が続くかはわかりませんが、少なくとも今年に限ってはドル・コストで株式指数買っていれば誰でも最高値の法則は否定されそうだと思っています。
指数買いで儲からない。
では、投資家はどうするべきか?
そうですね。
結局、ドル・コスト平均法で指数を買い付ければいいと思います(オイ)
株式指数は今年は微妙かもしれません、来年も微妙かもしれません、再来年も微妙かもしれません(言い過ぎではなくリセッション入りすれば十分あり得る話です)
でも、その分長~く安く買っておけるので長期ではいつかは大きく儲かるでしょうから。
なんて、つまんね~意見ですが、今の市場がつまんないからつまんないことしか言うことができません。
あ、それとレバレッジETFや投信は長期ヨコヨコ相場で買い続けても平(たいら)にはならず右肩に下がっていくので一応、注意したほうがよいですよ。
なんでもドル・コスト平均法ならいいってもんじゃないです。
以上です。
また、次の記事で会いましょう。