どうも高卒投資家ぽんた(@kousotsuponta)です。
突然ですが「FIRE」って言葉知ってますか?
以下はFIREの説明の引用です。
FIRE ( Financial Independence, Retire Early ) ムーブメントは、 経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメントである。 このモデルは、ブログ、ポッドキャスト、およびオンラインフォーラムで共有されている情報を通じて2010年代より大きな注目を集め、特にに人気が高まった
FIREを達成するための方法は、収入増や支出減を模索しながら、意図的に貯蓄率を最大化することである。その目的は、(FIRE達成後の)生涯の支出を賄うのに十分な不労所得を得ることだ。 FIREムーブメントの支持者は、(退職後の資産の取り崩しに関して)4%ルールを提案しており、推定年間生活費の少なくとも25倍の貯蓄目標を設定している。
経済的独立を達成すると、労働所得は付属的となり、標準的な定年よりも数十年早く退職が可能になる。
つまり、経済的独立を達成してさっさと早期退職しちまおうぜ!ムーブメントらしいです。
そんでFIREを達成するには人生設計、節約、投資が必須になってきます。
また、投資ブログなどでもFIREをゴールに掲げる人は多く、これから投資を始めたいと考える人もそれらの影響でFIREについて書かれた所謂FIRE本(勝手に命名)をとりあえず読んでみようか?なんて思っている人もいるかもしれませんが個人的にはFIRE本買うのは金の無駄だからやめておけ、と言いたい。
FIRE本買うのは金の無駄だからやめておけ
個人的にFIRE本は、これから投資を始めたい人の参考にはならないのでは?と思ってます。FIREの内容が苦行過ぎるせいで、同時に投資へのハードルが高くなって「バカバカしい、投資なんてやってられっか」となる恐れがあります。
FIRE本の宗教思想に引っ張られて投資をしないなんてもったいないです。
ちなみに個人的に思うFIRE本を最も読むべき人は以下
- まだ世間を知らない中高生
多分これが最高に効果があると思います。中高生でFIRE本読んで感銘受けたらガチでFIREできます。
だってFIRE本で推奨される行動は
- 支払った学費と将来の仕事の収入を天秤にかけてから進学する
- とにかく節約しろ、贅沢品は買うな、収入の〇%は投資(貯蓄)しろ!
- 自動車は不要(車買ったばかりだったら…?)
- ほとんどの保険は不要(既に十数年間保険料払ってたら…?)
- 住宅ローンは最悪(家建てたばかりだったら…?)
みたいなことばかり書いてあるんですよね。これらをFIREする上での「過ち」とした場合「過ち」を犯さずにいられるのって、ほとんど中高生くらいじゃないですか…?
「過ち」を犯した数の多い人ほど作者の自慢げな前置きを読んでいるだけで頭痛か胸やけがしてきます。そして肝心の投資パートに至る前にバカバカしくなって読むのをやめます。
そもそも投資しようか迷ってる人って大概は20代後半以降で老後などの漠然とした将来の不安を感じている人に多いと思います。それより早く始める人って親が投資家とか親しい知り合いが投資家な人くらいじゃないですか?
普通に生きてたら親も教師も友人も恋人も会社の同僚もみんな投資家をギャンブラーと勘違いして見下してますから、若いころから、なんとなく投資が賢明そうだと思っていても普通は踏み切れません(自己紹介です)
ちょっと話が逸れましたが、つまり何が言いたかったとというと投資始めようか迷ってる人は大概FIREするには手遅れじゃないかって話。(60歳以降働かなくて済むくらいには持っていけるとは思いますが)
なのでFIREなんて手遅れな夢を見ずに大人しく初心者向けの投資本読もうぜってことを言いたい。
別にFIREを否定している訳ではなく「俺はFIREの条件に当てはまるぜ」って人は夢を追えばいいと思います。というかFIREの道を選択できるとか正直羨ましいです。
じゃあ何を読めばいいのさ?
個人的に良さげな二冊をご紹介。
一冊目は
お金は寝かせて増やしなさいですね。
本書では
- 長期投資の重要性
- インデックス投資の優位性
- 具体的な商品の買い方、選び方
- つみたてNISAなどの制度解説
- リスク許容度の重要性
- 暴落への心構え
なんかを、なるべく難しい用語を使わず、投資初心者に向けて丁寧に書かれています。高卒バカの僕でもすんなり理解できました。
実行不可能な節約法や作者のムカつく自分語りもないのでストレスなく読めて長期投資の重要性を理解することができますよ。
二冊目は投資を始める決意を後押しする意味で、この一冊。
チーズはどこへ消えた?です。
本書は正確には投資とは関係ありません。
登場人物がチーズを求める話です。このチーズを自分が迷っていること(今回の例なら投資)に置き換えて読むだけです。
登場人物はネズミ2匹と小人2人で、ある日大量にあったはずのチーズが突然無くなってしまいます。そこでチーズが無くなったことに対して全員が違う反応をします。
- ネズミ2匹は何も考えずに次のチーズをさっさと探しに行きます。
- 1人の小人は、すぐには次のチーズを探しに行かず「このまま行動しなくていいんだろうか?」と自問し続けます。
- もう1人の小人はもう無くなった目の前のチーズを忘れられず、頑なにその場から動きません、そしてもう一人の小人の足を引っ張り続けます。
もうこれだけで、結論がなんとなく分かると思いますが
ご想像の通り変化に対し動いた者が正解です。
この紹介を読んで思うところがある人は読んでみるといいですよ、僕はこの本を読んで暫くしてブログを始めました。
投資に迷う人もこの本がきっかけになるかもしれません。
終わりに
まとめるような内容でもないんですが一応
- FIREは普通の人には現実的ではない
- そんな方法から投資に入ろうとしたら挫折する
- 大人しく最初は優良な投資本から入ろう
ってことを言いたかったんです。
繰り返しになりますがFIREを夢見てる人を否定する意図はありません、自分だってFIREできるもんならしたいです。
ただ、どう考えてもFIREは現実的ではないし、それで投資自体を諦めちゃうのはもったいないと思ったので記事にしました。
ええ、そうです。
僕自身が暇つぶしに読んだFIRE本に心を抉られたんです。
そんなオチなんです。
…(´;ω;`)
それでは次の記事で会いましょう…(´;ω;`)ノ゙