どうも、高卒です。
水曜雑談記事です。
すまない、また車の話なんだ。
しかも車のカスタム(?)についてです。み〇カラにでも書けって話ですね(笑)
さて、管理人は今年の頭に被害事故に遭い大破した大型車を泣く泣く諦め、軽自動車へ乗り換えました。
結果として管理人は節約、投資資金ブーストのため軽自動車を選択しました。
が、この軽自動車…ある程度加速すればパワーもあり快適なのですが…
- 停止からの発進が少しモッサリ(エンジンばかり唸る)
- 減速からの再加速が凄くモッサリ(エンジンばかり唸る)
- 坂道で減速すると再加速が超もっさり(エンジンばかり唸る)
- アクセルを踏み増した反応が全体的にモッサリ(エンジンばかり唸る)
という仕上がりとなっており、街乗りに使うには非常に気持ち悪い仕上がりとなっておりました。
そこでこの管理人、何を隠そう本職は設備エンジニアであり、設備から得た様々なデータから修理方針決定や動作改善を考える仕事をしており、そのことから
「設備の動作改善も車の動作改善も同じやろ!」
と軽いノリで人生初のカーチューン(笑)に手を出してしまいました。
ここからが地獄の無駄金と無駄な努力のループの始まりになるとは夢にも思っていませんでした…やはり自動車メーカーの血と汗の結晶である純正はよく考えられていたのです…。
あ、ちなみに車は燃費不正で悪名高い三菱の「ekカスタム」ちゃんのターボ仕様です。
選定理由は同世代他車より装備や機能の割りに中古が安かったから(笑)
安い理由は世代交代したことと例の燃費偽装の件が影響していると思います。
なぜかOEM商品の日産「DAYZ」の方が売れているけど管理人は設計元(この場合は三菱)の方を買いたい派です。特に理由はないけど。
画像引用元:くるま情報プレミアム
しかしこの子、軽にしてはかっこいいですよね。
しかもかわいい。
これはもう、かっこかわいい宣言できちゃいますね。
…て、そうじゃない。
この子、少なくとも自分の個体は先にも述べた通りで街乗り性が最悪でした。
そこで色々試してみました。
結果としてはekカスタムちゃんの街乗り性をある程度改善できました。
てなわけでカスタム事例を失敗も含めてご紹介します。
失敗例に興味の無い方は目次より飛んで成功例だけお読みください。
失敗例①:むき出しエアクリーナーを装着
まずはエアクリーナーを社外のむき出しタイプ(以下キノコ)へ交換してみました。
ちなみに、むき出しタイプの社外品エアクリーナーは吸気温度が高くなることや余計なゴミを吸ってしまうことなどから評判が悪いです。
むしろパワーダウンするとすら言われております。
が、管理人は以下の工夫を加えることでパワーアップすると想定しました。
- 取付位置を工夫する(温度低い場所へキノコ頭を移動する)
- 遮熱板をDIYで作成する(キノコへ直接温風が当たらないようにする)
- キノコへ防塵、防水カバーを取り付ける
これは完璧ですね…失敗する理由がない。
これで実際に吸気温度は純正並か純正以下に下げることに成功しました。以下は真夏(外気34°)の吸気温度です。
- 純正エアクリナーナーボックス:45~60°
- 工夫したキノコ:40~60°
走行中の最低温度に関しては純正以下まで下がります。最高温度は同じでした。
さて、この完璧なカスタム後の走行テスト結果は…すごく微妙な結果でした(笑)
- 低速域のあらゆる場面で、無駄にエンジンが唸るようになり(しかもレスポンスくそ悪い)
- 坂道でキノコが「しゅうう!しゅううう!!」と頑張って吸気するので聞いてて息苦しい
- 高速道路でも加速感にあまり変化なし、しかも吸気音が例の如くうるさい
散々悩みましたが結局、1万円代後半で買ったキノコは取り外されました(´;ω;`)
どうも吸気量や吸気温度だけでなく純正エアクリボックスの構造だからこそ発生できる流速や空気の一時保存などの条件が変わってしまうことが加速にとって悪影響でしかないようです。(泣)
失敗例②:サブコンを導入(正確には失敗ではない)
サブコンってのはエンジンルームにちょちょいと取り付ければ車がパワーアップすると言った代物です。
で、実際に「ちょちょい」とエンジンルームに取り付けました。
サブコンの詳しい説明は省きますが管理人の買ったものはエンジンの燃料噴射量を変えるサブコンであり、狙いは、
- キノコで狂った燃調を正す。
のが狙いでした。
エアクリーナーをキノコに換えると吸入空気量が変わることから全域で燃料噴射が薄くなってしまうそうです。そのため、その噴射量を濃くするために取り付けました。
感想としては実際レスポンスやトルクが向上した感じがしました。少なくともキノコ単体よりは圧倒的に良くなりました。
が、結果的に調整する対象だった「キノコ」がクソすぎて取り外してしまったため「サブコン」は同時にお役御免となってしまいました。取り付け影響によるトラブルも怖いですし…。サブコンやキノコでエンジントラブったらメーカー保証効かないんで…。
てなわけで効果は実感できましたが管理人的には「サブコン」は無駄な出費となってしまいました。
繰り返しになりますがサブコン自体は効果あります。車の保証とか気にしない人には良い装備だと思います。
失敗例③:エンジンルームの遮熱塗装
これは失敗①で説明したとおりで、今回は純正エアクリボックスを遮熱塗装することで吸気温度を下げようとして実施しました。
詳しい説明は省きますが(ていうかできない)吸気温度を下げると夏場のエンジンパワーダウンを抑えられるからです。
そして、遮熱塗装した結果としてはDIYで雑塗装をしたせいでエンジンルームは配色がダサくなり、しかも吸気温度は、ほぼ変わりませんでした(笑)
俺は体に悪いシンナーを大量摂取してまで何がしたかったんだ…。マジで臭かった。体調も軽く悪くなったぞチクショウ。
…
…さて、
では気を取り直して次からはいよいよ成功例です。
成功例①:純正交換エアクリーナーへ交換
画像引用元:BLITZ AIR CLEANER / INTAKE Series
これは、さきほどからちょいちょい話題に上がるエアクリーナーの「純正交換タイプ」です。
先に失敗例で出てきた「キノコ」はエアクリーナーボックスそのものを外し、代わりにむき出しキノコ(意味深)を取り付けるという魔改造(デチューンともいう)ですが、こちらは純正のエアクリーナーボックスを開き、中のフィルターを入れ替えるだけの簡単な代物。教えれば小学生でもできる作業です。
で効果の方ですが…
なんと、効果は思ったよりありました!!(後ほど効果は説明)
古くなっていた純正フィルターを交換した効果もあったのかもしれません。(むしろこっちの影響?)
また、この効果は、このフィルターだけに寄るものではないと思います。(そもそも純正交換フィルターにそこまでの効果があるとは思えない)
併せてもう一つの処置を実施しました。
成功例②:ECUをリセットした
ECUをリセット…
そんなこと言われるとスゴイ技術のようなイメージですが、なんのことはないバッテリーのマイナス端子を外して2時間待っていただけです。
これにより車に記憶された運転の癖が消えます。
もっと正確に言うと車は運転手の運転の癖を記憶していて、その運転癖に合わせて運転を最適化します。
車って頭良いですよね。(バカ丸出し)
どうしてこれで車のレスポンスや加速が良くなったかと言いますと、恐らくですが僕の車は中古だったからです。
つまり以前の持ち主の運転を記憶していたんですね。
例えば、その持ち主が「燃費」をやったら気にしてアクセルを殆ど踏まず、エンジンを回さない人だったとします。(現代人には非常に多いです。)
すると車は、その「踏まない癖」に合わせて制御を最適化します。これにより低回転に特化した鈍足、低レスポンスカー(燃費特化、エンジン負荷大)へと仕上がります。
つまり、それは管理人のようにある程度アクセルを踏み込みたい人からしたら「踏んでも反応しないクソイライラ車」へと仕上がってしまうことを意味します。
と、いうわけでエアクリーナーを社外品に変えたついでに「ECUリセット」を実施しました。
- まずバッテリーのマイナス端子を外し…(プラスは絶対触らないこと!)
- およそ二時間、経済本でも読書しながら待機
- 再度バッテリーをつなぎエンジンオン!
- そのままアイドリング状態で10分待機(暖気+アイドリング学習)
- さらに冷房フルマックス+ハイビーム状態でアイドリング10分(アイドリング学習2)
これで終わりです。(アイドリングは近所迷惑なので休日の会社駐車場で実施)
上にも書いてありますが、端子を外すときプラス端子には絶対触れないでください。感電します。車も壊れます。
というわけで、いざテストドライブ。
ふむ。
- 発進も以前より全然良い感じだ。
- 急停止からの再加速も前よりはスムーズ(まだ気になるが…)
- 坂は以前よりも、よりパワフル(坂の強さこそekターボの強み)
- 高速域も衰えた様子はない、むしろ少し速くなった?
これは良い感じです。
かなり満足のいく仕上がりとなりました。
まとめ
- エアクリーナーを純正交換タイプ社外品に交換(3000円くらい、物による)
- ECUリセットをする
終わり!
自分の場合はこれだけで中古の軽が別物になりました。
その諸経費は、たったの3,000円です。
自分の車がもっさりで気に入らない人は一回ダメ元で試してみるといいかもしれませんね。
そんなところです。
それでは、また次の記事で会いましょう。