どうも、高卒投資家ぽんたです。
あけましておめでとうございます。(遅)
皆さんは去年は良い投資ができましたか?
去年はコロナショックで大暴落から始まり、かと思えばリーマンショックの経験からか全世界で即座に経済対策が行われたことにより想定外のスピードでの株価反発もあり、かと思えば上昇した銘柄は一部に限定されていたりと目まぐるしく、投資家の腕や知識、経験ではっきりリターンが分かれる年だったと思います。
例えば暴落を見越して一気に空売りを仕掛けた人、大底で一時的に割安になった成長株や金銀などを一気に仕込んだ人。パニックが収まると共に日米共に急激に強気になったハイテク成長株にガンガン順張りした人。
これらの方は最高の利益を出せた一年になったと思います。実際長く投資経験のある方には非常にイージーな一年だったという意見もありますね。
なんなら指数を買っていただけの人も最終的には年末暴騰も手伝い結構な利益だったのではないでしょうか?
反面、下落は大きく反発も弱い高配当株をダラダラと一年間ナンピンした方は悲惨なリターンになったことと思います。
ちなみに自分は、どちらかといえば後者でした(´;ω;`)
何を隠そう2020年ボロ負けだった貧弱投資家とは私のことでございます。(マイナスではないが)
ちなみに去年のマイ本命ポートフォリオの年間リターンはおよそ10%でした。10%はそこまで悪くない数字に見えますが、さまざまなETFのリターンと比較してみると酷すぎて草です。
高卒ポートフォリオ VS 有名ETF 年率リターン!
これが高卒雑魚投資家の劣悪リターンだ!!
というわけで米国ETFや国内ETFの有名どころいくつかとマイポートフォリオをリターン順に並べてみました。(実はよく見ると勝っているETFもあります。)
- バンガード・米国グロースETF (VUG) : 38.7%
- SPDR S&P500 ETF (SPY) : 17.4%
- バンガード・エマージング・マーケット ETF (VWO) : 16.3%
- iシェアーズ・コア 日経225 ETF (1329) : 15.6%
- バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF (VT) : 14.9%
- 貧弱高卒投資家ポートフォリオ : 10%
- バンガード・米国高配当株式ETF (VYM) : 0.7%
年率リターン順に並べました。データは『myINDEX』さんよりお借りいたしました。
上から順に
- 米グロース株
- S&P500
- 新興国株
- 日経平均
- 全世界株
- 高卒ポートフォリオ
- 米高配当株
となっております。
高卒が弱すぎて草。 ざーこ、ざーこ、ざこ高卒♪
…途中で投資方針を見直して資金振り分けを変えたことで、なんとか高配当ETFよりはマシな結果となりました。(貴金属とつみたてNISAが奮闘してくれました)
が、全ての指数に劣後するという、なんのために自分で銘柄選んでんの?状態となりました。結果だけみれば2019年に比較的割高で掴んでしまった高配当個別株などを処分して強そうな場所に資金を回した方がパフォーマンスが高かったです。(損益通算も受けられますし。)
まあ、これは済んだことだしポジショントークなので諦めましょう。本題はここからです。
そう、この痛い経験からクソ雑魚投資家が指数と肩を並べる、いや、もしかしたら指数単体に投資するより安全かつ指数を上回れる(かもしれない)方法が見えてきたので、せっかくだから今回の記事でご紹介したいと思います。
今年からバカでも指数と肩を並べる(上回る)方法!
それは米国株指数(S&P500)を買うことです。
すみません、冗談です(笑)
とはいえS&P500だけ買っていれば、2021年も高確率で全ETFでも上位のリターンが得られましょう。ですが僕は以前より米国にだけ投資するのはリスクと主張しております。何百年間もずっと成長を続けた投資先だろうが国を一か所に絞ってしまうのは危険です(断言)。
よくわからん元お笑い芸人カリスマ教祖系ユーチューバーが「S&P500に一極投資!これが最強!イエーイ!」とか言おうが危険なものは危険なんです!
理由は簡単で米国に低迷期が訪れた場合、下手したら数十年もずーーーと他の投資先になすすべもなくアンダーパフォームし続ける可能性があるからです。今の米国を見ていると信じられないかもしれませんが過去には似たようなことは起こっています。
第一、投資に絶対なんて絶対ありません。
また、高配当や割安をすっぱり切って成長株のみに投資するのもリスクと考えております。理由は上に書いた内容と同じです。成長株が一時的に低迷するかもしれません。
ですので先ほど紹介したETF全部に投資して良いとこどりをしましょう。それに+アルファで貴金属などのコモディティETFも加えます。すると意外にもリスク分散しながら指数ETFを上回れます。
これだけです。これはバカでもできますね。
次の項目からは本格的に手法を説明していきます。
百聞は一見に如かず。
論より証拠、百聞は一見に如かず。
というわけで実は去年、S&P500すらも先に説明した単純分散投資が上回っていたという証拠をお見せいたします。
先ず去年のS&P500の年率リターンは17.4%でした。覚えておきましょう。やはり相当強いですね、これに対し分散として単純にVT(全世界)を買っていたんじゃどうやっても負けます。これでは機会損失ですね。
それに対し、先に紹介したETFを均等に分散し、かつ金銀ETFをプラスしていた場合はどうなっていたでしょうか?
結果は以下です。
米グロース株(VUG) | 38.7% |
S&P500(SPY) | 17.4% |
新興国株(VWO) | 16.3% |
日本株(1329) | 15.6% |
銀(SLV) | 36.7% |
金(GLD) | 20.9% |
高配当株(VYM) | 0.7% |
全銘柄平均 | 20.9% |
- S&P500 17.4%
- 均等分散 20.9%
どうでしょうか、全部均等に買っただけで分散しつつS&P500を凌駕しました。
比率としては各14~15%づつと考えた場合株式70%貴金属30%でさらに投資先も分散されており非常に綺麗です。
たったこれだけのことで分散効果により単純に米国株式に投資するよりもポートフォリオの安全性を高めながら21%もの利回りが出せました。
ちなみに新興国株も日本株も個別に買っているのでVTは意味が無いとして外しました。また高配当株ETFは三つもいらないので最も伝統のあり、そこそこのリターンも保証されているVYMだけを残しました。
また、別に比率は絶対に均等である必要はないので、お好みで比率を変えても良いと思います。直近のトレンドを見て伸びが良さそうなものの比率を増やしたって全然いいです。
が、欲をかいてどこか一つに比率が偏ってしまうリスクには注意しましょう。分散の意味が薄くなってしまいます。
結局グロース一本や米国一本になってたら全然意味ないです。
ポジショントークじゃないのか?
ここまでの内容を見て鋭い人はこう思うはずです。
「こんなの2020年の結果が良かった投資先だけを切り取ったポジショントークじゃないか!」、と。
その通りですね、たしかにポジショントークです。
ですが、そういって過去の結果と近年の兆候から投資スタイルを調整できないのは無能以外何物でもないではないでしょうか?長期投資と言っておけばどんな投資法でも許されるわけではありません。
すみません、ちょっと今のは言い過ぎですね。ですが、この買い方には根拠もあり、今年でも再現性はあると思います。なので去年の結果だけを切り取って言っているわけではありません、と断言します。
なぜなら、この買い方は直近2~3年に起こり得るトレンドに全対応する全天候型となっているからです。
なぜ直近2~3年に対して全天候型かというと
- グロース株、金銀(さらに言えばコモディティ)は低金利化で数年間はさらに強くなる。
- ここ最近では新興国株にも日本株にも投資資金が回ってきている。(日経の爆上げが証拠)
- 米グロース株は異常に割高のため短期的に大きな調整を迎える可能性あり、その影響で割安株にも資金が流れてくる可能性あり。
と考えるからです。理由もなく分散させている訳ではないですし、その再現性は高いと考えます。
ちなみに本当に全天候型にするなら債券を組み入れた方がいいです。なので、お好みで高配当株辺りは債券で代用しても良いです。
2021年、指数に打ち勝つ投資方法まとめ。
2021年に指数に勝つ方法をまとめます。
- 米グロース株
- 米割安株
- S&P500
- 新興国株指数
- 日本株指数
- 金、銀、食料コモディティ
これら全てになるべく均等に投資する!
以上です。
簡単ですね、自分は2021年はこれで行きます。
なお管理人はさらに長期を見据え、債券などにも投資するため実際には完璧にこの方法を再現することはできません。
詳細は以下の記事ですね。
また、最後に断っておくと管理人は投資歴2年の年率10%の貧弱高卒投資家です。そんな儲かってない低学歴が何言ってんだと思った方。
あなたの考えは多分正しいので儲かっている人の意見を参考にしましょう(笑)、米成長株ブッパとかレバレッジ物とかお勧めですよ。
すみません、冗談です。(二回目)
まあ冗談抜きにビットコインやマザーズ小型割安成長株投資とかも検討した方が投資のリターンは高くなる可能性がありますが、それはまた別の話。
さて、こんなところでそろそろ新年一発目の記事は終わります。
また次の記事で会いましょう(。・ω・)ノ゙皆さんことよろ♪