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【買い時?】VGTの紹介と運用方法【今欲しいETF②】

どうも、意識低い系会社員ぽんたです。

前回の記事では今買いたい米国ETFとして高配当代表のHDVをご紹介させていただきました。

今回の記事ではVGT(バンガード®・米国情報技術セクターETF)の紹介していきたいと思います。

以下の流れで解説します。

  1. VGTってどんなETF?
  2. 組入銘柄
  3. 運用方法
  4. VGTの買い時はいつ?

VGTってどんなETF?

MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株に投資します。
可能な限り、完全法を用いたパッシブ運用を行います。
完全法が規制上採用できない場合は、インデックス・サンプリング法を用いてインデックスの主要な特徴に近似します。
ファンドはフルインベストメントを維持します。
低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。

引用:商品案内_バンガードETF_バンガード・インベストメンツ・ジャパン

まるまる引用しました。

MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスという指数への連動を目指したインデックスファンドで、米国の情報技術セクターのみへの投資を行います。

ETFの各数値は以下の通り

  • 構成銘柄数:324銘柄
  • 経費率:0.10%
  • 52週下落率:-16.17 %
  • PBR 7.3倍
  • 資産総額:2.7兆円

構成銘柄数は324銘柄と非常に分散が効いております。これ一つで米国の情報技術セクター殆どに投資できます。

経費率も0.1%と十分に安いです。

52週下落率は-16.17%であり、過去記事で紹介したSPYDはもちろんHDVよりも優秀です。これはコロナウイルス影響で一度大きく下げた後の反発が大きかったためです。

PBRを見ると7.3倍(現状はもう少し低い?)となっておりS&P500のPBRが現状3.0倍程度であることから考えても、S&P500の倍近く高く、相当割高と言えます。これは今後まだまだ米国経済がどうなるかわからないことを考えると大きく下落幅を持っているとも考えられます。

組入銘柄

組入銘柄は324銘柄となっており、全てを確認するのは不可能ですので、さらっと上位10銘柄だけ確認します。

組入上位10銘柄は以下

保有銘柄 ティッカー 構成比 PBR 業種
アップル AAPL       17.79% 13.42 電話&携帯端末機器
マイクロソフト MSFT       17.18% 12.36 ソフトウェア
ビザ V          4.23% 10.53 金融(カード)
マスターカード MA         3.82% 45 金融(カード)
インテル INTC       3.54% 3.05 半導体
シスコシステムズ CSCO       2.48% 4.59 通信機器 & ネットワーク
アドビ ADBE       2.45% 11.08 ソフトウェア
エヌビディア NVDA       2.29% 14.06 半導体
セールスフォース・ドットコム CRM        2.08% 4.02 IT サービス & コンサルティング
ペイパル PYPL       1.76% 7.36 インターネットサービス

大半の企業が一度は誰でも利用したり、聞いたことある大企業達ですね。

投資をする際に自分で理解できる会社に投資することが大事とも言われており、そういった意味ではこれ以上ない構成銘柄かと思います。しかし、企業情報を調べると自分のような田舎者には理解できない専門用語まみれで理解できませんでした(笑)

この、なんとなく凄そうな、事実ROEや売上利益、営業利益などもうなぎ登りのイケイケ企業群は投資家達の人気も高く、これらの最強の企業にまとめて、かつ安い手数料で投資できるのがVGTの強みですね。

また、面白いのはフェイスブックやアルファベットと言った広告を主体とする企業が入っていないことです。

個人的には広告事業は不況に弱いので、入れないことで暴落後の戻しが早まりそうなのでこれは賛成。

ただ投資家達の期待が高すぎるあまり、一部PBRが異常なことになっており、どう考えても今の米国の経済状態に比べて割高になっているのが気になるところです。

運用方法

VGTは人気ETFだけに様々な方が様々な運用方法を試していると思います。

中には超優良すぎて絶対に値上がり続けるから値段に関係なく、ポートフォリオのバランスも気にせず買い続けるべき、なんて意見も見られます。(コロナショックであまり見なくなったかな?)

個人的にはVGTはあくまで1国の1セクターのみに投資するETFなので分散が弱く、これ一本にフルインベストみたいなのはちょっと賛同できません。

私の場合はあくまでポートフォリオの補完のために買っています。

以前の記事でも軽く触れましたが、私は米国ETFをHDV、SPYD、VGTの3つのみ購入しております。理由は単純にバランスが良いからです。

SPYDとHDVは確かに相性は良いですが、エネルギーセクターばかり肥大化してしまうこと、近年のS&P500の成長に多大に貢献した情報技術セクターがあまり含まれないことが気になります。

なのでVGTを少し混ぜることにしました。

比率は、以下の程度に分散することで

  • HDV 60%
  • SPYD 30%
  • VGT 10%

以下は各ETFのセクター比率、この比率を…

セクター HDV SPYD VGT
エネルギー 25.33% 10.5% 0%
ヘルスケア 20.32% 8.1% 0%
通信 16.21% 6.1% 0%
生活必需品 9.64% 11.6% 0%
公益事業 9.45% 10.1% 0%
情報技術 7.47% 4.8% 100%
金融 5.98% 12.5% 0%
資本財・サービス 3.11% 0% 0%
一般消費財・サービス 1.22% 11.6% 0%
素材 0.61% 6.9% 0%
不動産 0% 16.8% 0%

↓このくらいに薄めることができます。

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どうでしょうか?個人的には良い塩梅になっていると思います。

これで

  • 配当利回りは4.7%(好況時でも3.5%程度維持可)
  • 情報技術セクターの恩恵も受けられ
  • ディフェンシブなセクターにも十分に投資可能

というバランスになります。

恐らくトータルリターンはS&P500に劣ると思いますが、優秀な配当値上がりディフェンシブさを両立できるFFで言うところの赤魔導士的な配分が出来ていると思います。

別にこの比率が絶対というわけではなく、例えば情報技術セクターが少なすぎると感じるなら好みでVGTの比率を増やせばいいだけです。

ただし、この組み合わせの場合、VGTを増やし過ぎるのは悪手です。VGTの比率が増えていくと徐々に中配当、中成長ETFが出来上がり、それは恐らく劣化S&P500になります。

それなら初めからS&P500に投資するETFを買ったほうがいいです。

VGTの買い時はいつ?

買うタイミングですが、結論から言えばわかりません。

下がる可能性も十分にあるし、上がる可能性もあります。未来の株価の予想は誰にもできません。

下がる可能性としては

  • コロナはまだ未解決、再流行シナリオすらあり得る
  • コロナの米企業への影響が現状未知数
  • VGTは未だに、めちゃくちゃ割高

上がる可能性としては

  • 米国の大規模経済対策効果
  • コロナの急速終息の可能性もあり得る
  • 米国株はすでに半値戻した(半値戻しは全戻し、とも言われる)

などと理由を付ければ、なんとでも言えます。

個人的な考えとしては、戻しは一時的な物でコロナの経済影響が浮き彫りになるとともに更にズルズルと下がっていくと考えています。そこでまた買い増ししたいと考えております。

事実、VGTは今回のコロナで瞬間的に2年前の株価水準まで戻したので、そこで今年一度目の買い増しを実施しました。個人的にはもう1,2回は同じか、それ以上下げると思っているので、そのタイミングで追加で購入する予定です。もし下げなくても、すでに10%以上確保してあるので問題ありません。

また、コロナが米経済に与えたキズは相当深いと考えられ、VGTが過去の最高値を再び超すのは、まだ当分先とも考えられます。つまり、長い目で見れば少し回復した今の価格でも十分安い可能性があるということです。

なので、どうしても買いたい人はタイミングなど待たず、給料日などに購入日を定め、ドル・コスト平均法で毎月少しづつ買うのもありだと思います。実際、そういう買い方をした人が一番儲かったりするのが株式の面白い所だと思います。

まとめ

最後にVGTについてまとめます。

  • 米国の情報技術セクターに投資する高リターンETF
  • 安い手数料で米国中の情報技術企業(324社)に投資できる
  • 銘柄数は多くても、あくまで情報技術への一極投資であることには注意
  • 広告業寄りの企業が入っておらず、不況にもある程度の耐性が期待できる、かも
  • すごく割高なので瞬間風速的に下落する可能性あり
  • 下落も早いが戻しも早い(あくまで過去の値動き、今後の保証ではない)
  • 高配当ETFなどに組み合わせるのも良し、ただし比率には注意、半端に多くするなら大人しくS&P500に投資するべき
  • 買い時は誰にもわからない、下落を待つも良し、ドルコスト平均法で買うも良し、たぶんどっちもそれなりに儲かる。

 

以上!

拙い考察で申し訳ありません。書き終わってみれば、思った以上に感情論多めな気がして反省しております。

もし、本記事から今後の運用の参考になった、という方がいたなら記事を書いた甲斐があったと思えます。

また、本記事はVGTへ投資することでの成果を保証するものではありません、VGTへの投資は自己責任で行ってください。

それでは良き投資ライフを!