初めまして、意識低い系会社員のぽんたと申します。
巷では、老後2000万問題や増え続ける税金、上がらない給料などで将来へ漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
私自身も将来への不安をきっかけに2018年12月末より株式投資を始めました。
1年間しか運用していない初心者ですが、株を始めて良かったと思ってます。
本記事ではその良かったと思う理由を3つに分けてご紹介します。
理由①:お金が徐々に増えていく
最初に、本記事で述べている株式投資とは長期投資を大前提としています。
株式投資というと値上がりしそうな株に狙いをつけて、上がったところで一気に売り払うイメージですよね。
それを数時間から数日単位で行うのが短期トレードです。
長期投資もその考え方で大体あってますが、銘柄の保有期間が数年~数十年になり、さらに積み立てもしていくイメージです。
これにより、慌てて取引を行わないため、時間的余裕があり、かつ、ちょっとした値動きで売らないため負けがかさみにくいです。
銘柄によっては配当金が出るため、それも長期では有利に働きます。
長期投資での株式投資の平均利回りは6%程度と言われてます。
インデックス投資などの堅実な方法で長期間投資した場合に、このくらいの利回りに落ち着くことが過去の実績からわかっているそうです。
と感じる方もおられると思うので、これが全くしょぼくないと言うことを説明していきます。
例えば、一般的な人が好む資産運用(?)手段として
- パチンコ(または、その他ギャンブル)
- 銀行預金
などがありますよね、これらと比較すると
- パチンコは一部のプロを除いた大半の方は一年間通い続けて多くの時間を浪費しても収支をマイナスで終える人のほうが多い
- 銀行預金は低リスクですが、現在は超低金利であり、年利は精々0.005~0.01%
…うーん、世知辛いですねw
これらの方法しか知らなければ、そりゃお金なんて貯まらないし、貯める気も起きないですよね。
そう考えると株式投資のリターンはとても大きいと感じます。
さらに、得た利益を再投資して長く投資を続ければ「複利」の力により、この6%のリターンの効果は年々大きくなっていきます。
ちなみに複利とは、簡単に言うと得た利子に対し利子がつくということです。
実際に預金と株式を複利運用した場合の結果を簡単に計算してみます。
この場合、預金金利は0.01%、株式投資の利回りは6%と考えます。
条件:毎月定額で2万円を積立て、30年間複利運用したとする。
投資総額は720万円で、結果としては
- 預金:721万円
- 株式:2,009万円
以上のように、たった6%の運用でも複利の影響により長期になればなるほど、株式と貯金では大きく差が開いてしまいます。
このことから、株式投資なら時間さえかければ誰でも将来の不安を補えるほどのお金が用意できるということがわかりますね。
理由②:会社への依存度が低くなる
正直、私は会社の人間関係やルールがすごく苦手で、嫌です。
投資を始めるまでは、将来への不安もあり「老人になっても会社に雇い続けてもらわなくてはならない…」という思い込みに支配されており、結果として以下のようなことを我慢し続けていました。
- 各種パワハラ(恫喝まがいの人格否定も)
- 付き合い残業(平均3時間)
- 休日出勤
- 飲み会(説教フルコース)
- 働かないおじさんからの仕事押し付け
- 生意気な後輩の機嫌取り(食事代を出す、仕事で譲歩するなど)
他にも数えればキリがないことを連日連夜死んだ魚のような目で耐え続けていました。
しかし、今では上記のようなことは一切気にせず働いています。
それどころか、以下のような考えにまで至ってしまいました。
- パワハラは聞き流す(聞いた所で自分の人生に何の得もありません)
- 残業は自分の仕事が終わらないときだけ(サビ残などもってのほか)
- 休日出勤はしない
- 飲み会は行っても一次会まで、嫌な同僚には近寄らない(当然ビール注ぎもしない)
- 働かないおじさんの依頼は普通に断る
- 生意気な後輩は存在しないものと考える
こうして並べてみれば、とんでもない奴ですね(笑)
ですが、株式投資を始めてからは、上司に媚びへつらい、残業し続けて、カッコいい先輩を演じ続けなくても、将来の資産は自分で用意できるという気持ちが日々強くなり
競争に興味がなくなり
出世はどうでもよくなり
会社の人間関係も心底どうでもよくなり(どうせ9割は異動、退職を機に二度と会わなくなる程度の薄い関係です。)
結果として、縛られない自由な会社生活を送れるようになりました。
ちなみに普通は会社で働く人が憧れると同時に縛られるであろう概念を捨て去り、好きに働いた2019年の業務成績は、会社自体は特別景気が良かったわけではないのに
査定&給料アップ&臨時ボーナスまでいただきました。
これに関しても、株式投資のお陰で会社への依存が減り、自分の仕事に集中することができるようになったことで結果的に業務効率アップにも繋がったのではないかと感じております。
投資を始めた当初はまさか、気楽に働けるようになって給料まで上がるとまでは考えておらず嬉しい副産物となりました。
理由③:マネーリテラシーが高くなる
マネーリテラシーとは、金融商品やサービスに関する情報を適切に判断するための知識のことです。
資産運用に興味を持たずに生活している人は、このマネーリテラシーが低い状態にあることが多いと言われています。
マネーリテラシーの低い人がどんな行動を取っているのか?具体例を挙げてみますので、当てはまっているか確認してみましょう。
- 高額の保険に入っている
- 毎月のようにスマホゲーム等に課金している
- 携帯料金は毎月1万円付近、またはそれ以上
- 無駄な月額会員、月額サービスに複数加入している
- ローンを抱えてる(家、車、宝飾品)
- 季節が変わる度に衣替えと称して衣類を購入している
- 銀行員などに言われるがまま買った金融商品があり、運用も任せている
- 金融商品(保険含む)の手数料を気にしたことがない
- リボ払いを利用している
他にも挙げればキリがないのでこの辺りでやめておきますが、①~④あたりは、当てはまる人も多いのではないでしょうか?
実際、資産運用を始める前の自分も、見事に当てはまっていました(泣)
ここで、多くの人が当てはまりやすい項目を例に月額を試算してみます。
- 保険:2万円(1万6千円が平均とも)
- スマホ課金等:1万円(正確な平均は不明ですが、月1~5万層が全体の4割)
- 携帯料金:1万円(平均)
- 月額会員、月額サービス料金:1万円(すみません、個人の偏見です)
上記のように、これだけで毎月5万円近い出費になっている人も結構ざらにいます。
あくまで世間の平均的な金額で試算したため、もっと高い人だってざらにいます。
(スマホゲームの課金なんて人によってはもっとえげつないですよね…)
ここにさらに、家賃、食費、光熱費、交通費…と考えていくと、手取り20万程度では殆ど残りませんね
このようにマネーリテラシーの低い人は知らず知らずの内にお金が財布から流出していきます。
穴の開いた容器(財布)に水(お金)を入れても入れても流れ出ている状態です。
実体験ですが、この穴を塞ぐだけで短期間で驚くほど貯金が増えていきます。
ちなみに先に挙げた項目の私の金額は
- 保険:500円
- スマホ課金:0円
- 携帯料金:2,000円
- 月額会員、月額サービス料金:3,000円
と大分削減に成功し、合計50,000円→5,500円となりました。
ほぼ1/10です。
ちなみに月額サービスは、無駄な物を全て切り捨て、必要な物を補充したため削減金額ではいまいちですが、全く別物となっています。
個人差はありますが、自分の場合は、たったこれだけのことで45,000円も浮きました。
上記4項目以外にもあらゆる面で削減をしており、実際の恩恵は月45,000円どころではありません。
ちなみにマネーリテラシーの低い人がやりがちな節約代表の
- 飲食費の削減
- 家族、知人との外出や旅行の削減
- 趣味代の削減
に関しては、金額に気を付けはしますが、基本やってません。
精神衛生上良くない上に効果が低いので。
個人の付き合いのような突発出費より保険や通信費などの継続出費を削るほうが全然効果が大きいです。
メリットは詳しく書けばまだまだあるのですが記事が長くなりすぎてしまうので、ここまでにさせていただきます。
本記事でマネーリテラシーが高まることのメリットをご理解いただけたら幸いです。
まとめ:種銭を増やすことだけがメリットじゃない!
以上、初心者が株式投資を始めて感じたメリットを記事にしてみました。
簡単にまとめると、株式投資を始めたことで
- 徐々にお金が増えていき
- 会社生活が気楽になり
- 無駄な出費が減って貯金も増えた
以上のことから、投資のメリット=種銭を増やす、だけでないということわかりますね。
むしろそれだけを目当てに始めると
- 中々増えない種銭にイライラ
- 短期下落で元本割れ
- 狼狽売りで損失
- 取り返すため、レバレッジの効いた投機に移行
- 致命傷を負って元本割れどころか借金に
というテンプレストーリーをたどり、退場することになります。
繰り返しになりますが、本記事で紹介したメリットを最大限に得るための投資方法は株式への長期投資を大前提としております。
デイトレードやFXなどの投機は、初心者はほぼ失敗します。
プロでも勝ち続けることは厳しいです。
- 正しい長期投資で
- ほどほどに働きながら(もちろん真面目に!)
- 正しい節約をする
ことが大事です、一見忍耐力が必要で劇的な変化もないですが、負けにくく、人生から退場する確率も低く、安心感も得られます。
興味を持った方は少しでもよいので是非勉強して株式投資を始めてみるといいかもしれませんね。
(当然リスクもありますが)
今後の記事では投資方法などにも触れていきたいと思っています。
それでは、お読みいただきありがとうございました!